【鬼滅の刃】雨柱は、雨がお嫌いなようで【男主】 (ページ3)

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弐ページ3

『胡蝶』

柱合会議を何とか耐え、胡蝶を呼び止める

「薬ですね、言われると思って持ってきてますよ」

なんて用意周到なんだ。お前はいい嫁になるよ(だれ)

「それにしても酷い顔色ですね…」

ひんやりとした胡蝶の小さな手が俺の頬を撫でる

「って、凄い熱じゃないですか」

どうやら、俺は熱があったらしい

通りでさっきから焦点が合わねぇわけだ

『は、ははっ胡蝶が二人、三人いる』

「派手に風邪ひいてんじゃねぇか！」

『宇髄なんて四人いるぞ…さすが元忍び、ひひっ』

ダメだ体に力が入らねぇ

「うぉっ、おいおい大丈夫かよ」

俺はそこで意識を手放した

・

・

『………』

「あ！目を覚まされたのですね！」

「お加減いかがですか？まだ辛いですか？」

なほちゃん達が心配そうに見つめる

『大丈夫だよ……胡蝶を呼んできてくれる？』

「はい！」

なほちゃん達が元気よく走っていった

それと入れ替わるようにアオイちゃんが入ってきた

「！雨柱様！目覚められたのですね！」

驚いたような、でも安心したような顔

そこで気づいた。俺が単に数時間寝てたわけじゃないって

『俺どれくらい眠ってた？』

「……かれこれ一週間ほど。しのぶ様もとても心配されてましたよ」

一週間も……そんなに眠ってたのか

『心配かけてごめんね、もうだいじょu「どこか大丈夫なんですか？」……胡蝶』

怒りを含んだ声

扉の方に目を向ければ青筋を立てて微笑んでる胡蝶がいた

(今日が……俺の命日かな、)

本気でそう思った瞬間だった