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留守の家を出て
お墓に
康二のお墓は赤ちゃんの隣に
A「もうっ……………私の声も何もかも届かないじゃないっ(泣)酷いよ康二っ(泣)私もっ…………私も連れてってよ！！！(泣)」
声を上げ号泣する
ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
康二「A！」
A「………………康二…………………(泣)」
黒髪の康二が
天国の子供を抱いて
子供をゆっくりおろし
優しい笑顔で
A「康二！！(泣)」
ｷﾞｭ
康二「A、ありがとうな、お前と出逢えて良かった、先に逝ってごめん！約束やぶってごめんな、」
A「康二っ…………私もっ私も連れてって！！(泣)」
康二「A生きるんだ！お前は一人じゃない！オレは天国から、空からずっと見守るから！だから生きるんだ！」
A「康二っ……………(泣)」
子供「マッマ〜ママ！」
天国の子供がママと
子供を、抱っこして
A「ありがとうっ(泣)ママは生きるからね強く生きるからね！(泣)」
子供「ママ〜♪」
康二「A、ほら、笑って！」
涙をふいて
笑う
A「私もう大丈夫だよ、生きるね！」
康二「A、ありがとう！」
康二と子供の霊が天国に
手紙の続き
[オレは、天国から、子供とお前を見てる
お前ならきっと出来る！
病気を、恨んだけど
Aと出逢えた事に感謝してる
笑ってくれ
オレはそばにいる！
ずっと愛してる！
向井康二]
Aは空を見上げ
天国の康二と子供に
A「ありがとう、先は長いけど、待っててね！」
笑顔が
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
大晴「姉貴！！」
しんおばさん「Aちゃん！」
勝次パパ「A！」
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作者名：末澤あめ | 作成日時：2020年11月3日 10時
