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康二は助かる
死なない
帰りはお祈りを
A「私から康二まで奪わないでください、」
お正月
ｶﾞﾗｶﾞﾗ〜！
A「康二、あけまして………………」
康二「ｹﾞﾎｹﾞﾎ！！！」
A「康二！！」
康二「わりい…………」
ﾀﾀ
洗面器に血を吐く康二の背中をさすり
手を握ってあげ
康二「ﾊｱﾊｱ………………………」
A「康二………………ふかなきゃ、」
ハンカチで口についた血を拭いてあげる
(ASide
康二は助かる
絶対に死なない
そう信じていた
だから
涙をこらえて
康二を励ました
誕生日も
お祭りも
記念日も
クリスマスも
お正月も
バレンタインデーも
ホワイトデーも
お花見も
必ず康二と過ごせる
そう
信じていたから
私は
信じていたから)
ヒロ「あけおめ〜！」
康二「ヒロ！美嘉！久し振りだな！」
美嘉「うん、久し振り！」
ヒロ「やっぱりお前らお似合いだな〜！」
康二「おう！」
ヒロも美嘉も北海道から来てくれて
皆に囲まれてる康二を見ながら
誠子「康二……………………(涙)」
誠也「大丈夫！きっと奇跡は起きる！」
誠子「うん(泣)」
〜
康二「大晴、勉強徹夜なんだな！」
A「うん、夜食にひつまぶし作ってあげりるの、」
康二「いいじゃん！まあ大晴は賢いからな！」
A「パパも大晴にはかなわないって(笑)」
康二「(笑)」
アヤ「じゃあ私たちは、」
康二「おう！ヒロ！いつかAと北海道行くから旨いラーメン屋連れてってくれよ！」
ヒロ「おう！約束だぞ！」
康二「おう！」
ヒロ「北海道は熊カレーにトドカレーもあるからな〜！」
康二「うえ〜！」
ヒロ「うまいんだぞ〜！」
アヤ 美嘉「(笑)」
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作者名：末澤あめ | 作成日時：2020年11月3日 10時
