恋空完 [向井康二] (ページ1)

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(ASide

柊真

貴方は

どこまでも

優しかったね

私の話をそばで聞いてくれて

受け入れてくれた

まるで

深くて静かな

海の水のように)

柊真「どんな奴やったん？」

A「………川みたいな人だった、川の主見たいな、何もかも飲み込んで、どんどん先に進んじゃうの、私は置いてかれちゃった！」

柊真「そっか、」

A「何で私は好きになっちゃったのかなって、」

柊真「好きになんのに理由なんてあるんかな？」

A「え？」

柊真「好きになんのに理由なんてあらへんでもええ思う！人それぞれやからな！」

A「…………………………」

柊真「元カレが川なら、オレは海になるわ！海の主に！」

A「海？」

柊真「何度でも打ち返して、絶対にAちゃんから離れへん！置いてかへん！遅れたらオレが迎えに行ったる！手を握って、」

(ASide

私の

二度目の恋かはじまった

康二を

もう思い出さない

心のどこかの

片隅に

そっと

鍵をかけておく事に

決めた)

柊真「金内柊真です！」

柊真を紹介した

大晴もしんおばさんも勝次パパも

受け入れて祝福くれた

大晴「………あ、姉貴の事宜しくお願いします！」

柊真「はい！」

[彼氏が出来ました]

誠也「…………………………」

誠子「……………………………………」

[おめでとう！良かったね、金内さん優しそうだから幸せにしてくれるよきっと！]

誠也「………………………」

康二「……………そっか、」

誠子「…………………………」

康二「良かった！Aが幸せになれるならそれで、金内柊真、優しそうだな………………」

誠子「康二………………」

康二「23歳で年上何だろ？いいじゃん！サラリーマンだし賢いし！」

誠也「……………うん、」