16 ページ16
(ASide
私は
何も知らずにいた
康二の人生に
暗い影が
忍び寄ってたことを)
ﾁｸｯ
康二「ただの風邪なのに……………大袈裟だろ！」
〜
アヤ「凄い雨だね〜！帽子濡らしてない？」
A「うん！ありがとう、康二の誕生日プレゼント付き合って貰って、」
アヤ「いいよいいよ私から一緒に行くって、言ったもん〜、」
夕方過ぎ
龍規「先生！康二くんただの風邪ですよね！？」
康二「……………」
龍規「先生！！」
医者「………………剥製の腫瘍です！」
康二「……………………………」
龍規「え…………………………」
達郎「………………………………」
告知
剥製の腫瘍
癌
龍太「嘘だろ…………………嘘だろっ…………………兄貴！！嘘だよな兄貴！！！」
康二「…………………」
向井家
誠子「っ…………(泣)」
誠子からLINE電話で聞いた誠也
誠也「…………………そんな…………………」
龍太はショックで気を失い
誠子「康二……………………」
康二「A……………子供が死んであんなに泣いてたのに、今度は俺までっ…………………」
壁を殴る康二
何回も
何回も
誠子が後ろから抱きながら泣く
康二「アイツを守ってくって約束したのにっ………………またアイツを泣かせちまうよ！」
誠子「っ……………(泣)やっぱり私からAちゃんに！」
康二「言うな！！！龍太にも誠也にも口止めした！」
誠子「じゃあどうするの！？(泣)」
康二「アイツを悲しませる訳には行かないんだよ！オレはどの道永くない！！」
康二は
口止めした
図書館
A「おはよう康二、」
康二「……………A、迎えに行けなくてごめんな？」
A「いいよ、康二風邪治ったばっかりだし、会いたかったよ、」
ｷﾞｭ
康二「…………………………」
何も知らないA
康二の胸板に
ｽｯ！とゆっくり離し
康二は
ﾁｭ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
guitianyouxiang(プロフ) - りなりんさん» ありがとうございます、また時間あるとき見ますね (2020年10月7日 12時) (
レス) id: 83302b93d5 (このIDを非表示/違反報告)
りなりん(プロフ) - 小説の続き書くの頑張ってください。応援してます。もしよかったらぜひ私の作品を見てください。なんと100以上もあるんです！ (2020年10月7日 8時) (レス) id: 4712018df1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：末澤あめ x他1人 | 作成日時：2020年10月7日 8時
