大晴Side ページ8
姉貴が
連れてきた
川上流羽さん
これが彼女との出逢いだった
優太「それで教室に戻ればギャルもオタクもこの子の顔見たくないからさっさと！」
大晴「何や身勝手なギャルにオタクやな！」
淳弥「まあそうゆう事ならここで、」
流羽「……………」
ん？
大晴「もしかして男子とおるの苦手なんすか？」
流羽「え、」、
A「あ、ゴメンね、説明するの忘れてたよね、私はこの子大晴の、姉で大晴が部員やからその繋がりで、」
流羽「…………私男の子とあまり話したことないから、」
A「そっか、一緒に、外で食べる？」
流羽「ありがと、今日は一人で食べるね、」
A「うん、一緒に食べたくなったらゆうてね？」
小さく頷いて部室を出た彼女
やはり
体育の出来事のショックもあるから
A「川上さん無理してたんかな、」
丈一郎「多分な！あんなチームとは馬が合わんやろし！」
淳弥「……そうみたいですね、」
優太「まあ、」
彼女の悩み
苦しみを知るのは
後のことだった
〜
A「なんか挨拶はしたけど、拒絶されてるゆうか、」
大晴「暫く様子見るしかないやろ！」
A「それはそうやけど、」
誠也「今はそっとしといたろ？」
A「うん、」
暫く彼女とは間を置かせた
大晴「何やあの車！」
A「もしかしたら川上さんの家の！」
彼女は学校の
行きに
帰りに
親の送り向かいが決まっていた
流羽の母「流羽急いで！今日は会食急に決まったから！」
流羽「お母さん痛いよっ！」
会話は聞こえなかった
この時は知らなかったから
A「川上さん〜！！」
大晴「おい！」
流羽「(振り返る)………」
A「また、明日ね！バイバイ！」
流羽「……………(頷く)」
彼女の親がとんでもない重いことは
後に知る
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作者名：末澤あめ | 作成日時：2020年8月7日 8時
