貴女Side ページ11
流羽「‥‥羨ましいな、きょうだい、」
A「え？あ、ｱﾊ、」
流羽「流羽早く時間が！！」
[グイ！！！]
何で
この時、気づいてあげられなかったんだろ
流羽「お母さん痛いよ痛っ‥‥‥」
流羽「親と友達どっちが大事なの！！」
↑
[会話はAや大晴たちには聞こえてないため気づいてない]
淳弥「俺やったら嫌っすね！行きも帰りも親の車！」
優太「え？まあ、」
真鳥「一人っ子なんやろあの子、」
A「はい、」
那伊留「だから我が子にどうしても溺愛してまうんやろ！」
誠也「溺愛な〜、」
和也「う〜ん〜、」
A「でも、一回でもいいから一緒に放課後寄り道とかしたいなあ！」
丈一郎「Aにとってあの子がこの学園で友達やからな、」
A「うん♪それにね私は川上さんの気持ちが分かるし些細なことで切り離すあの人達とは違うもん！！」
大晴「姉貴！(指差す)」
オタク ギャル「(Aを睨んでる)」
大地「睨んどる睨んどる〜！」
リチャード「気いつけやんな〜！」
A「いいの、本間の意見やから、」
丈一郎「大丈夫やて俺たちがおるんやから〜！」
A「うん♪」
[丈一郎と手を繋ぐ]
大晴「あれ？今日もカレーパン一個だけですか？」
A「足りるの？」
淳弥「‥‥‥‥」
そう言えば
昨日
うっかりお弁当忘れて近くのローソンでカレーパン買ってたし
流羽「っ‥‥‥‥‥‥」
大晴「あ、すみません、」
流羽「‥‥‥‥昨日急いでたからお弁当忘れて、お母さんに凄く怒られたの‥‥‥‥それでしばらくは作ってやんないて、暫くはコンビニで買えって500円渡されて、」
何それ
そんな酷い
A「一回お弁当忘れただけで厳し過ぎだよ！」
丈一郎「A！」
優太「けどさパン一個と飲み物代しか渡さないでコンビニで買えはちょっとな！」
カレーパンと烏龍茶だけって、
昨日はカレーパンとメロンパンとパスタサラダだから足りたけど
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作者名：末澤あめ | 作成日時：2020年8月7日 8時
