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その夜
一人の男性が
リュックを背負い
メキシカンみたいな格好で夜明け前の公園を
名前を呼ばれ振り返る
そこには
大晴「これ、Aに渡してください、パパさん、」
ケーゴ「君は？」
雫石ケーゴ
大晴「俺にしてやれるのはこれが最後です、」
ガチャのカプセルを受け取る
雫石家ではいつもの朝ごはん
寂しい食卓
つい大晴の分の量まで作る
大晴が、お代りしていたパスタスープ
ミコ「…………………」
リク カコ「…………」
マコ「アキヒコか………………」
リコ「………………………」
A「ﾌｩ…………………」
ガチャ！！
ケーゴ「ハロ〜！！皆でお久しぶり〜！！」
リコ「貴方？！」
ミコ「パパ！」
マコ「パパ〜お帰りなさい〜♪」
リク カコ「パパ〜♪♪」
ケーゴに飛びつくリクとカコ
ケーゴ「お〜ヨシヨシ♪」
A「パパお帰りなさい、」
ケーゴ「ん？どうしたA元気ないな〜？」
A「そんなことないよ、ちょうど良かった、お腹空いたでしょ、」
ケーゴ「お〜！Aのスープパスタにミコのオムレツ久し振り〜！これからはまた、パパと分担しよう！夕飯はパパが作るよ！」
ミコ「うん、」
リク「僕パパのハンバーグ食べたい♪」
カコ「カコはパパの、オムライス〜♪」
ケーゴ「よし！ハンバーグと、オムライスのお子様ランチだ〜！」
リク カコ「わあい♪」
リコ「貴方……………お帰りなさい、」
嬉しい余り床にペタン
ケーゴ「愛してるよリコちゃん♪」
リコ「もお♪寂しかったんだからっ！」
イチャイチャ〜
マコ「ヤレヤレ(笑)」
ケーゴ「あ！そうだ、A！お土産があるぞ〜！」
ガチャのカプセルを
A「これって！」
ミコ「ガチャ！」
マコ「パパが引いたの？！」
リコ「え？でもガチャは小学生女子限定！」
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作者名：末澤あめ x他1人 | 作成日時：2020年5月25日 8時
