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リク「あれ！このお兄ちゃん誰？」
カコ「誰かに似てる〜！」
リコ「そうなのよ誰だったかしら〜！近所にいた優しい〜！」
そこには
赤いリボンをしているリコを優しく包み込む
大晴と同じ制服を着た
マコ「………………誠也くん！？」
リコ「え？」
誠也が写っていた
何枚も
宝物として
公園では
大晴「あ！」
四葉「あった！」
赤いクッキー入れの缶ケース
A「早く開けて、」
ﾊﾟｶ！
そこには
四葉がクレヨンで書いた絵
[お兄ちゃん大好き]
更にプリクラも
四葉「お兄ちゃん！」
大晴「四葉！」
思い出した四葉
大晴にお姫さま抱っこされながら喜ぶ喜ぶ
誠也に
ナツコにお兄ちゃんズからも拍手
涙に耐えて笑顔で祝福するA
ミコ「A………………」
誠也「……………………………」
大晴が合図でありがとう！
大晴に笑顔でピースするA
ゲーセンでは
一緒に消去される
田中「何なら手繋いで一緒に入るかい？」
太郎「いえ、結構です、」
自分で消去ボックスに入り
プシュウウウ！！！
雫石家では焼き肉を
A「リク、カコお肉たくさん入れてあげるね〜！」
リク「うん……………………」
カコ「ありがと………………」
明るくふるまうAを見ていることしかできない
リコ マコ「………………………」
ミコ「……………………」
深夜過ぎ
眠れないA
ソファーに座り振り返る大晴
大晴「どうしたA？」
以前の大晴、厳格
A「っ…………助けてっ……(泣)」
あっという間に夜が開ける時間
鏡を見て
泣いたあとの目が赤く
A「あんなに泣いたのにまだ涙が出るよっ………(泣)」
大晴との思い出が
次々
A「苦しいよ神様……………思い出が苦しいの…………………こんなに苦しいなら全部忘れたい！(泣)」
パジャマのポッケから錠剤を出し
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作者名：末澤あめ x他1人 | 作成日時：2020年5月25日 8時
