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23.期待 ページ23
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「じゃあ…なんて呼んだらいいんですか」
リョウ「呼び捨てとかでいいんじゃない普通に」
「呼び捨てって…」
迷いに迷って、リョウくん、と言った。
トクン、と胸が跳ねる。
リョウ「俺のいる日を予想、とかなおさらこえーんだけど」
「いつ来たんですか」
リョウ「いつだっけなー」
考えるように鼻をかく。
リョウ「一日空けてここ来たよ」
あーわたし来てない日だ。
「な〜〜！」
頭を抱えたわたしを見て声を出してリョウくんは笑った。
リョウ「だから今日は来てねーやーって早々帰った」
「え？」
リョウ「ちょーっと期待してたんだよね」
わたしの目をしっかり見て話す。
リョウ「あんなこと言われたの初めてだったから」
「そう、なんですか…」
あの日行かなかった自分をぶん殴ってやりたい。
バカバカバカ。
リョウ「来てびっくりもしたけど」
びっくりしてる！？！
そうは見えないですけど！！
「で、ですよね〜」
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Mare(プロフ) - とても心に残るようなお話で、とても面白かったです。更新停止されている様ですが、続きが気になってしまい、感想を書かせていただきました。無理なさらず、がんばってください！ (2018年8月25日 23時) (
レス) id: 4b7fd3f8d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽ。 | 作成日時：2018年3月7日 18時
