・続き ページ9
菊「‥‥‥‥『誰にも言わない』という条件でなら見せても‥‥‥‥あぁ、やっぱりだめです!もし、アーサーさんに被害が出れば‥‥」
アーサー「いい。見る。」
菊「あっ!そんな!」
ーーガラガラガラ‥‥!
アーサー「!!」
ドアを開けるとそこには大きい毛布がいた。
‥‥いや、本当だからな!?
?「モゾモゾ‥‥」
アーサー「お、うごい‥‥「ダメです!近づいては!!」え?」
?「うぅー‥‥ふぅー」
その大きい毛布の中から出てきたのは小柄な女の子。
しかも、何故か手を噛んでいて、その手からは血が溢れている。
菊「!Aッ!ダメですよ!タオルを!」
菊は急いでタオルを取りに行き、A?という女の子にタオルを噛ませた。
A「うぐ‥‥むぅ‥‥」
アーサー「‥‥‥これは?」
菊「‥‥‥彼女は戦時中に見つけた子です。
彼女はたぶん‥‥人間ではないです。」
アーサー「じ、じゃあ国なのか!?」
菊「それが‥‥よくわからなくて‥‥」
アーサー「‥‥そうなのか。」
今はもう戦争が終わって大分月日がたっている。
計算すれば、彼女はもう50を過ぎてもおかしくないはずなのだが、とても幼く見える。
まぁ、人間ではないな\(^o^)/
アーサー「じゃあよ、何で俺たちに報告しなかったんだよ?」
菊「それは、彼女の気持ちが落ち着いてないからですよ。」
アーサー「‥‥‥え?」
菊「その、戦時中、彼女は人を殺めてしまったのです‥‥自分を守るために。」
アーサー「‥‥‥」
菊「そして、それがトラウマになり、私以外の人を見るとパニックになり、自分の手を噛み押さえようとするとするのです‥‥」
アーサー「そうか。」
菊「?!アーサーさん!?」
な、何を急に彼女に近づいて!?
何なさる気ですか!?
A「ウゥ‥‥‥フー‥‥」
アーサー「あぁー、、、そんな睨み付けるなよ?俺は何もしねぇ。大丈夫だから。」
少しだけ、手をさしのべてみた。
そうしたら何か少しでも動きそうな気がした。
A「ウゥ‥‥‥」
アーサー「怖がるな。あ、そうだ。お前に妖精さんを見せてやろう。」
A「ウゥ‥‥」
アーサー「はぁ。」
よし、これはもう諦めた方がいいな。
俺はこの子には好かれねぇ。仲良くなれねぇんだ‥‥‥(´・ω・`)
アーサー「菊、戻ろう‥‥」
ん?
服の裾が引っ張られる感覚‥‥‥
その引っ張っている主を見てみてると‥‥
アーサー「おっ、お前ッ!」
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ゆじゅ(*^^*)(プロフ) - ヘタリアアニメ始まりましたなぁ!見たいけどチャンネルがないから見れないや(・ω・`) (2021年5月22日 15時) (レス) id: 7150c9f2ff (このIDを非表示/違反報告)
ゆじゅ(*^^*)(プロフ) - なんであんなに北欧達は可愛いんだ!!!(逆ギレ乙) (2019年11月28日 18時) (レス) id: 7ba4c10f76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆじゅ(*^^*) x他2人 | 作成日時:2019年10月4日 21時