ギルティ 2

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式は問題なく楽しく過ごせた

でも頭の中に健くんのことが消えたわけでは無い


式も終盤になってきて私は暑くなってきてロビーへ出た


『うっわめっちゃ景色良い〜』



はぁ…


この思い消えてくれたらどれだけ楽か


でも…消えてほしくない


…ただのワガママじゃん



ケータイを見ると着信履歴にまだ健くんの文字が残ってる

バカみたい 私ってほんと最悪だ








健「ううっ気持ちわりっ」

「健お前やっと起きたー…酒飲みすぎだぞ ただでさえ弱いのに」

健「ちょっ…ロビー行ってくる」









あー…バカみたい
酒飲めば忘れるってわけじゃ無いじゃん


…あれ



健「A…」


『健くん！？どうした？
顔色悪いよ！？』


Aは心配そうに俺を除きこんだ


健「トイレ…行ってくる」

『うっうん…待ってるね？』

健「…ありがと」






俺はトイレから出て顔洗ってちょっと落ち着いた






『大丈夫？』



戻ったら不安そうなAの顔


健「大丈夫大丈夫」


俺はイスに座った

Aは大きな窓の外をまた眺め始めた

俺はAの横にいった








『キレイだね』

健「だねぇ」

『…』

健「A…」

『ん？』

健「俺…Aのこと忘れられんかった…」

『えっ？』

健「んなこと言われたって困るか笑」

『…』

健「じゃあ…戻るわ」

『待って…』

健「？」

『私もだよ…私も健くんのこと忘れられなかった…』

健「…」

Aは涙をこらえながら震えた声で答えた

健「A…も？」

『うん、私ほんと最悪だよ』

健「…」

俺はもう止まらなかった


俺はAのとこに戻って抱きしめた

健「A…愛してる」

『私もっ……』

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