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「ねぇ、さっきからずっとこっち見てる人居ない？」
りょうが、外を見ながら言ってきた。
カーテンをそっと開けて見ると、確かにそこには男が一人佇んでいた。
「デブやん」
○△×くん/ all ページ19
りょうが、外を見ながら言ってきた。
カーテンをそっと開けて見ると、確かにそこには男が一人佇んでいた。
「デブやん」
「デブじゃん」
「デブだね」
「ブタやん」
「もーうるさいー何ー」
リビングのソファーで寝ていたAが起きてきた。
これは、是非上質な肉を確認してもらわないと。
「A、落ち着いて聞いて」
「ん」
「外にデブが居るんだ」
「その辺のデブとは、体積のレベルが違う」
「みんなが落ち着いて」
「え」
***
いまいち外見がつかめない人はデッドデッドデ−モンズデデデデデストラクションのひろしくんを想像してください
「ブタやん」
「クソデブ」
「あーお肉食べたいなー」
最上級のデブだった。
上の上のデブ。
網の上で焼いたら、さぞかし沢山の油が滲み出るだろう。
最上級のデブだった。
上の上のデブ。
網の上で焼いたら、さぞかし沢山の油が滲み出るだろう。
「もーうるさいー何ー」
リビングのソファーで寝ていたAが起きてきた。
これは、是非上質な肉を確認してもらわないと。
「A、落ち着いて聞いて」
「ん」
「外にデブが居るんだ」
「その辺のデブとは、体積のレベルが違う」
「みんなが落ち着いて」
「とりあえず、バレないようにゆっくり外を見てみろ」
「はいはい」
しばらくすると、「あ！」と言い、家を飛び出すA。
お、なんだなんだ。
あまりの肉に空腹が唸りだしたのか？
「お兄ちゃん！」
「A！」
手を降り、家を飛び出てデブに抱き着くA。
「A！」
手を降り、家を飛び出てデブに抱き着くA。
ご満悦な顔をしたデブ。
「え」
「え」
「え」
「え」
「え」
「え」
頭を抱え込むメンバー。
頭を抱え込むメンバー。
どう考えてもガAのガチファンにしか見えなかったデブ。
警戒してたらまさかの、兄。
「いやいやいやいや」
「似て無さ過ぎでしょ」
「へーAって、あんなでかいお兄さん居たんだね」
「え、まさかひろしくん？」
「誰だよ」
「何でお前は、名前知ってるんだよ」
警戒してたらまさかの、兄。
「いやいやいやいや」
「似て無さ過ぎでしょ」
「へーAって、あんなでかいお兄さん居たんだね」
「え、まさかひろしくん？」
「誰だよ」
「何でお前は、名前知ってるんだよ」
ひろしくん、昔は超が付く程その辺の芸能人よりもイケメンだった。
クラスの大半がバレンタインのチョコを渡し、スポーツの試合には黄色い歓声が止まなかったな。
「みんな紹介するね、あ、てつやは知ってるよね」
「お、おう」
「兄のひろしだ、Aがお世話になっているな、てつや久しぶりだな」
「ど、どうも」
「色んな意味で大きいですね」
「バ、バカ！」
Aの兄は、ふっと言いながら、少ない前髪をかき分けた。
と、同時に汗も飛んできた。
「ふっ、俺は肉にも魅力を散らかせてしまうからな」
「え、何言ってるの、この人(小声)」
「みんな紹介するね、あ、てつやは知ってるよね」
「お、おう」
「兄のひろしだ、Aがお世話になっているな、てつや久しぶりだな」
「ど、どうも」
「色んな意味で大きいですね」
「バ、バカ！」
Aの兄は、ふっと言いながら、少ない前髪をかき分けた。
と、同時に汗も飛んできた。
「ふっ、俺は肉にも魅力を散らかせてしまうからな」
「え、何言ってるの、この人(小声)」
「お兄ちゃん、私とてつや以上に厨二異次元マスターだからさ」
「想像以上にやばいな」
「これからもAを頼むよ、６人の騎士達」
どすん、と響きそうな音が床に響いた。
これ以上、この人が居ると家が破壊されそう。
握られた力は、手が折れそうになる程、痛かった。
更に恍惚とした表情で、俺の顔を見ていた。
***
いまいち外見がつかめない人はデッドデッドデ−モンズデデデデデストラクションのひろしくんを想像してください
いつだって夏は物足りない / Yumemaru→←財布と時計と編集と / Tetsuya & ryo
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107(プロフ) - かのんさん» ありがとうございます！このコメントを見て自分ワクワクしてきました！ (2017年10月21日 23時) (
レス) id: 1080c52a3c (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 毎日の楽しみでこの作品読んでました！続編見て見たいです(^^) (2017年10月21日 23時) (レス) id: 4547495416 (このIDを非表示/違反報告)
107(プロフ) - Ma-chinさん» ありがとうございます！このコメントが私の励みになります！ (2017年10月21日 23時) (レス) id: 1080c52a3c (このIDを非表示/違反報告)
Ma-chin(プロフ) - 大好きな小説です！！！続編見たいです！ (2017年10月21日 22時) (レス) id: a22175d5dc (このIDを非表示/違反報告)
107(プロフ) - 如月梦【ゆめ】さん» ありがとありがとうございます！たまにうんちくぶっこみたくなります( ^)o(^ ) (2017年8月6日 21時) (レス) id: 1080c52a3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：107 | 作成日時：2017年7月19日 22時
