続 ページ23
「まさか俺のこと口説こうとか考えてないだろうな〜?」
「そ、そんなわけないじゃないですか!」
「ははっ、冗談だよ、冗談」
「……からかわないでください」
私の反応を見て満足そうにしている彼に腹が立ち、軽く背中を叩く。
彼は痛いなと言いながらも楽しそうだ。
ガイアさんのこういうところが好きだなと思いつつ、恥ずかしくて少し顔が熱くなる。
すると彼は突然真剣な表情になり、耳元で囁いた。
「でも俺はお前なら口説かれてもいいんだぜ?」
「……え?」
「A、俺の恋人にならないか?」
その言葉を聞いた瞬間、頭が真っ白になった。
「おい、聞いてるか?」
「まっ、またからかってるんですか?そんなこと誰にでも言ってたらいつか刺されますよ?」
「……本気なんだがな」
彼は寂しげな表情を浮かべて酒を一気に飲み干す。
その様子に胸が苦しくなった。
「わ、私……用事思い出したので帰りますね!!お疲れ様でした!!」
これ以上ここにいると心臓が爆発してしまうと思い、急いで店を後にした。
「あれは絶対脈ありだったと思うんだけどな〜」
「君はまだ酔っているようだね」
「いいや?俺は素面だぞ?」
「……そうかい」
「これからは全力でいくさ」
────
内容がめっちゃ薄くなってしまった…
シチュエーションリクエストお待ちしております……
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作者名:たろ | 作成日時:2022年9月22日 20時