単独レギオン！ ３ ページ46
昨日作ったタルトを持って､パーティ会場となるハーツラビュル寮へと辿り着いた｡
エース｢んじゃ､パパッと寮長にタルトを渡して謝って……｣
ケイトB｢おーい!やっと来た｡待ってたよー､オレ君!｣
ケイトA｢たっだいまー｡お待たせ､オレ君｡｣
｢ ｢ ｢『 ！！？？ 』｣ ｣ ｣
ケイト先輩の声がしたと思ったら､なんと運動着を着ている別のケイト先輩が待っていた｡
つまり､ここにはケイト先輩が2人いるのだ｡
その光景に僕達は驚きを隠せないでいた｡
デュース｢ダ､ダイヤモンド先輩が2人!?｣
エース｢双子だったんですか!?｣
ケイトA｢いやいや､男兄弟はオレだけ｡コレはオレのユニーク魔法”スプリット・カード”｡魔法でオレの分身を作れるんだ｡｣
『昨日倒しても倒しても倒れなかったのは､こういう事だったんだ……｡』
ケイトC｢おかえり〜｡｣
ケイトD｢いらっしゃい､Aちゃん♪｣
エース｢うわっ!もっと来た!｣
すると､門の奥からフードを着たケイト先輩､実験服を着た先輩がやって来た｡
もう誰が本物のケイト先輩なのか分からない状況である｡
ケイトB｢ちなみに本物のケイト君はオレでーす♪
増えるのってめっちゃしんどいから､あんま長持ちしないんだけどね｡とにかく､遅れたら首をはねられちゃう｡人手が足りないから皆手を貸してよ｡
終わったらリドル君のとこに案内してあげるからさ｡｣
グリム｢またバラを赤くする仕事か?｣
エース｢アンタ､ほんと調子良いヤツだな〜!｣
『まあまあ(苦笑)｡今人手が足りていないのなら仕方ないよ｡僕も手伝います｡』
ケイトB｢ホントAちゃん優しいね♪ありがとう!｣
エース｢だァァァもう!やればいいんでしょ!やれば!!｣
ケイトB｢話が早くて助かるー!それじゃ､早速はじめましょー!｣
ケイト先輩の分身は自分の持ち場へと帰って行き､僕達は本物のケイト先輩と一緒に庭の薔薇を急いで塗る手伝いをした｡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 157人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
三日月 - まだ(# ﾟДﾟ) (2020年7月4日 21時) (
レス) id: 4d4917b86c (このIDを非表示/違反報告)
画で卵(プロフ) - 浅草さん» 浅草さん!ありがとうございます!(涙)頑張って更新続けます!本当にありがとうございます!! (2020年6月28日 22時) (レス) id: 16faf254b9 (このIDを非表示/違反報告)
浅草(プロフ) - この作品がとても好きです！！更新頑張ってください！！ (2020年6月28日 22時) (レス) id: 9d7ae72698 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：画で卵 | 作成日時：2020年6月28日 16時
