君臨ビースト！ １ ページ31
昼休みから時が経ち､気がつけば放課後になっていた｡
僕達は約束通り､栗拾いをする為に植物園の前に集まっていた｡
グリム｢じゃあ早速栗を拾って拾いまくるんだゾ!｣
『でも､素手で栗を拾ろうのは難しいから､トングとかバケツとかがないと｡』
エース｢植物園の中にどっちもありそうじゃね?｣
デュース｢行ってみるか｡｣
栗を拾う為の道具を集める為､僕達は植物園の中に入って探す事にした｡
中に入ると､学校の施設内にあるとは思えないような幻想的な雰囲気だった｡
あまりにも広いので､4人で手分けして探す事にした｡
グリム｢なあなあ､こっち来てみろよ｡
なんかフルーツがたくさんなってる!良い匂いなんだゾ〜!｣
良く見てみると､どの植物も見たことがないものばかりだった｡
『勝手に取っちゃダメだよ｡』
???｢───いって!｣
グリムが植物に成っている果物を取らないように注意を促していると､足に何かを踏みつけたような感覚が走った｡
『(…?今何か踏んだような?)』
足を見ると､何か獣の尾を踏んずけていた｡
???｢──おい｡人の尻尾を踏んでおいて素通りとはいい度胸だな｡｣
声がした方を向くと､僕のすぐ側でライオンの様な尖った耳奴や､フサフサの獣の尾を生やしたイカつい人が座っていた｡
すぐ近くに人が居たのに気配が全くしていなかったので全然気が付かなかった｡
グリム｢アンタここの管理人さん?それにしては柄が悪いような……｡｣
???｢こちとら気分良く昼寝してたとこだってのに思いっきり尻尾踏みやがって最悪だ｡｣
『す､すみません!!』
???｢ん?お前……あァ､入学式で鏡に魔法が使えねぇって言われた草食動物か｡ふぅん……｡｣
『(今この人僕の事を草食動物って言った!?)』
すると､その人は立ち上がって僕の方に近づいて来た｡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 157人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
三日月 - まだ(# ﾟДﾟ) (2020年7月4日 21時) (
レス) id: 4d4917b86c (このIDを非表示/違反報告)
画で卵(プロフ) - 浅草さん» 浅草さん!ありがとうございます!(涙)頑張って更新続けます!本当にありがとうございます!! (2020年6月28日 22時) (レス) id: 16faf254b9 (このIDを非表示/違反報告)
浅草(プロフ) - この作品がとても好きです！！更新頑張ってください！！ (2020年6月28日 22時) (レス) id: 9d7ae72698 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：画で卵 | 作成日時：2020年6月28日 16時
