先輩サウザント！ ２ ページ14
｢ ｢『えっ！？』｣ ｣
ここまで来て､しかも薔薇の色塗りを手伝ったのに寮に入れない事に僕達は驚きを隠せないでいた｡
ケイト｢だって､ハートの女王の法律・第53条【盗んだものは返さなければならない】に違反してるから｡寮には入れられないな｡｣
エース｢はぁ!?なんだそりゃ!?｣
ケイト｢この寮にいるからにはルールに従ってもらわないと｡見逃したらオレも首をはねられちゃう｡
悪いけど､リドル君が気付く前に出てってもらうね｡｣
ケイト先輩の先程の軽い感じの雰囲気は消え､顔は笑っているが目は笑っていなかった｡
エース｢ちょっ､あの顔絶対本気じゃん!お前ら何とかして!｣
デュース｢なんで俺が!｣
エース｢頼むよ!オレ今魔法使えねえし……うわっ来た!｣
『2人とも､下がって!!』
すかさず2人の前に立ち､両手に力を込め､僕の周りに小さな水の塊を十数個創る｡
そして､それらをケイト先輩に向けて銃のように乱射した｡
ケイト先輩に当たったと思いきや､当たった瞬間にケイト先輩が弾け､まだ別のケイト先輩が現れた｡
『(!倒しても湧いてくる｡分身か!?)』
次々と現れるケイト先輩の攻撃をかわし､応戦する｡
すると､先程まで攻撃してきたケイト先輩の動きがピタリと止まった｡
『…止まった｡』
ケイト｢いや〜!初見なのに良くあそこまで対応できたね!Aちゃん本当に凄いよ!ねぇ!今のマジでどうやったの!!｣
『…えっ?』
先程までの本気の顔はどこへいったのかと疑う程､元のテンションに戻っていた｡
エース・デュース｢(この人､怖いな…(汗)｡)｣
ケイト｢それじゃあ､もう時間がないから寮の外まで案内するねぇ!付いてきて!!｣
寮長に会えないまま､僕達はケイト先輩に寮の外へと案内された｡
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三日月 - まだ(# ﾟДﾟ) (2020年7月4日 21時) (
レス) id: 4d4917b86c (このIDを非表示/違反報告)
画で卵(プロフ) - 浅草さん» 浅草さん!ありがとうございます!(涙)頑張って更新続けます!本当にありがとうございます!! (2020年6月28日 22時) (レス) id: 16faf254b9 (このIDを非表示/違反報告)
浅草(プロフ) - この作品がとても好きです！！更新頑張ってください！！ (2020年6月28日 22時) (レス) id: 9d7ae72698 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：画で卵 | 作成日時：2020年6月28日 16時
