農家娘がお姫様になったようです。 (ページ8)

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第3話罠ページ8

勢いよく入ってきた、僕と瓜二つの若い女性
　パーカーを羽織り……飴を加えている。

(誰だろう？)

隣の部屋には、昼間野菜を盗もうとした女性燐曇さんとタナがスヤスヤと幸せそうに寝ている。

ｼｬｵﾝ｢ねぇ…聞こえてるの？｣

起こすのも悪いし…ここは僕1人でどうにかしないと。

ｼｬｵﾝ｢ねぇ！ちょっと貴方返事くらいしなさいよ！｣

瓜二つの彼女が僕に向かって怒鳴る。

??｢ひぇｯ。あっ…ごめんなさい。少し考え事してて。｣

ｼｬｵﾝ｢まぁ、いいわ。
貴女名前は？｣

ｶﾗ｢カ、カラーペン ……です。｣

ｼｬｵﾝ｢カラーペン、いい名前ね。
所で貴女？私と1日だけでいいの変わってくれない？｣

さっきまで不機嫌そうであった女性が僕を見て、にっこり笑って言った。

何を言っているのだろう。
そう不思議に思っていると思い出したかのように僕の手を取り言った。

ｼｬｵﾝ｢私はシャオンよ、１日だけでいいの。
どうしても大切な人に会わないといけないの！
でもお父様が許してくれなくて……｣

と言って机に突っ伏して泣き出してしまう。
うーん。困ってるし…１日くらいならいいかな

ｶﾗ｢１日だけですよ？それが約束できるならいいですよ｣

ｼｬｵﾝ｢ほんと？！じゃあ衣装交換しましょ！
このままではお父様にバレてしまうわ。｣

さっきまで泣いていたのが嘘のように思えてくる。

そんなことを思いながら服を交換する。

ｶﾗ｢１日だけだですからね？｣

ｼｬｵﾝ｢それは貴女がここに帰ってこれたらね｣

っと不敵な笑みで言うとドアを開け偶然前を通った茶色の綺麗な髪の女性に話しかける。

ｼｬｵﾝ｢騎士さん！急に家に知らない人が…｣

男騎士1｢何？少し待っていなさい俺が何とか……ってシャオン王女様?!
リンリィ様！いましたよ！｣

ﾘﾝﾘｨ｢あぁ、こんな所にいらしたのですね。さぁ、帰りますよ王女様。｣

入ってきた女性と騎士にお城の方へ連れていかれる。
訳が分からず、シャオンに助けを求める

ｼｬｵﾝ｢騙される方が悪いのよおバカさん｣

と 2人に聞こえるか聞こえないかくらいの声で言い放ち扉を閉める。

え、どういうこと？

僕これからどうなるの？