15回目【番外編】 ページ15
なんやかんやで朱音と別れて家にレッツゴーナウです(え？1話前のいるかって？知らね!!
『ただいまー』
「おかえりー」
この声は虚像だな
『また今日もおるわー』
寝室へ直行し部屋着に着替えてリビングでコンビニで買ったキャラメルをもっきゅもっきゅと食べながらゲームを起動する
「なーなー俺にもチョコちょーだい」
テーブルの上に立てている鏡から声がする
『やぁーだ❤』
「1d6………うーわ最大値6やわぁ」
『静かにSAN値チェックすなぁ』
1d6≧6はえぐいて
「今日バレンタインやろ？俺にもちょーだい」
『嫌です買いに行きたくないです
そんなことより私は深夜回りします』
中古で安かった←
「えーー日頃お世話になっとるやろ？俺に」
『え？何が？』
「即答で草」
虚像を無視してゲームを進める
ドクドクという心音の音と混じってちょーだいコールが聞こえる
お前まず鏡の中におるから貰えんやろ
『あーもーわかったわかった！』
「ほんまに！！」
『でも鏡の中やから食べれんやんけw」
「ちょっとキャラメルを鏡において手を上に置いてみ？」
言われた通りするとその手に虚像が手を当てる
するとキャラメルは水に沈むようにチャプンッと音をたて沈んでいった
『え！？すご！？』
「ふーんプロ結果ですわw」
『よし、キャラメルあげたからいいよね！』
「え？」
『それで家にあるお菓子の最後だからね！』
「まぁ、ええけど……」
『最後の一個あげるとか私優しッ！！！』
「…………」
『スルー辛』
しばらくして鏡の横に視線を逸らし頬を少し紅く染まる虚像
『？』
頭の中は？でいっぱいだが直ぐに
『ぁぁぁぁぁぁぁああああああああ！！
私なんかに着いて来ずにリア充のところいって爆散させてこいヨォォォォォオオオ！！！
犬シネ！ぁぁぁぁああごめんなさい！お金あげます！！！！ゆるじでぇぇぇ！！！」
大絶叫です←深夜回りしてたからね
そしてキャラメルの意味を今更ながらに思い出した
「…………"貴方と一緒に居ると安心する"やんけ……」
ボソッと言葉をこぼした後直ぐに顔が真っ赤になる感覚がする
それを男性にあげたとか恥ずかしすぎるっ………！！！！！！
虚像にバレないところで赤面するのであった
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美那ちゃん。 - うぅ。。。泣いてしまった。。。凄い。。。いい話だ。。ヤバい涙が止まらない(笑)こんなにいい作品を作ってくれてありがとうございます(?)w (2020年7月20日 14時) (
レス) id: 13e2f42f96 (このIDを非表示/違反報告)
ウル(プロフ) - momo さん» ただの自己満で作った小説にそんなコメントしてくださる方がいらっしゃるとは……ありがたいです！これからもどうぞよろしくお願いします (2020年4月21日 23時) (レス) id: c7394f7d2c (このIDを非表示/違反報告)
momo - 泣きそう (2020年4月21日 16時) (レス) id: 55905a6c44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウル | 作成日時：2019年12月5日 21時
