孤独の花は独り芽生える

2人 ページ4

Aside






『んんぅ……………』




情けない声を出して起きているのは




私、Aだ…




これでも世界で2番目に強いもので世界の均衡を保つために日々、人間で言う社畜ライフを送っている





zm「なに、世界で2番目に最強なやつが情けない声出してんだよ、ほら…朝飯だぞ」


『んっ、あんがと、“ゾム”』



こいつはゾム



私をアシストしてくれて大勢いる時は本当に助かっている




目の前に置かれる湯気を立てたスープとトーストを前に平和だなぁ〜とぼけている









最近できた

【wrwrd国】



という国が戦争をしてくれるおかげで数値が低くて、仕事がなくてすむ



あぁ、こんまんま戦争をしてくれぇ〜


などと傍から見たら狂っている願い事をしていると虚しくもフラグがボッキリおられるようにどこからが手紙が入って来る






《wrwrd国の幹部になり、幹部全員の数値を図り、殺めるか殺めないべきか判断をして決行せよ》









はぁ…





何、






また、一国のお偉いさんになって、殺すか殺さないか測れと………


めんど




『ん、ゾム…仕事だそうよ』




zm「んへー一国のお偉いさんかぁ〜」




『んっ！そやそや！今度a国か、wrwrd国ひ宣戦布告したそうや！そこでさ！ちょっくら相手に手違いで30分早く攻め込ませたところに私たちが壊滅させるのはどうっ！！！』



zm「んーまぁ、手荒な真似だが手っ取り早く、幹部に入れそうやな！」


『ょぉーしちょっくら仕事やりますかっ！』




パンｯ




乾いた私の手を合わせる音を合図に私の目が光ったかと思うと一瞬にして消えた



zm「たった2人で、国の軍隊丸ごと全部ぶっ潰したらホンマにどんなリアクションすんやろうなぁ〜www」





『んふふー楽しみやなぁ〜』








無邪気な顔をして笑っている少女は傍から見たら狂気に充ちた怪物だっただろう…

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