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由充「残念だがワタシはキミの父親じゃない！」
誠也「！！」
、
A「…………………………」
健「見苦しいぞ父さん！今更嘘なんかつくなよ！！」
由充「嘘なんかついてない！ワタシは本当に誠也くんの父親じゃないんだ、父親探しの応えはワタシではない！」
誠也「…………………………」
由充「確かに千夜子さんは以前は家の事務所に努めていた！ただそれだけだ！全くさっぱり意味がわからない、どうしてそんなふうに！」
健「中２の時偶然母さんの古い日記帳を偶然見たんだ！千夜子さんは父さんの愛人でその間に出来た子供だって！」
由充「まいったな〜;確かにワタシと千夜子さんとの事疑ってはいたがまさかそこまで邪推にしてたとは;」
健「じゃあ本当に千夜子さんとはなんにも！」
由充「何ともなかった！」
健「そう言っても母さん信じてくれなかったのかよ！？」
由充「あえて誤解は解こうとはしなかった！」
健「何で！？」
由充「他の女と付き合うカモフラージュになるからっ！」
健 A「〜！！？？;」
由充「それで、誠也くんの方はどうして？」
誠也「中1の時偶然見たんです、今は亡き父さんのいとことなる人の日記帳を、前の男の子供を産んだ女性と幸せにやっていけるのかそれだけが心残りだって、父さんのいとこも偶然そちらの建築事務所に、」
由充「……………まさか松浦遊くん！」
誠也「はい！」
由充「そっか、彼はワタシだと日記で？」
誠也「父さんの口からはハッキリ聞いてないけど貴方に違いないって！」
由充「それも松浦くんの誤解だ、君がご両親に聞いてみたら、」
誠也「出来ません！！気まずくなりたくないんです…………」
A「誠也…………………………」
誠也「本当に貴方じゃないんですか？！」
A「…………………………」
誠也「なんの関係もないのに皆貴方と母の事疑うなんて！！お願いします！！本当の事を言ってください！！貴方なんでしょ！？」
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作者名：末澤あめ x他2人 | 作成日時：2022年2月26日 16時
