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岡佑吏さんと
小柴陸さん
佑吏さんの双子のお姉さんのAさん
陸さんはいとこ
天国のAさんの仇をとるまで
2009年の夏からずっと復讐の日まで
佑吏「長かったよ！けどオレはこの日の為に、夜間通いながらバイトして、調理師専門学校に行って、今は大阪のラーメン屋で！」
陸「佑吏はな、復讐の為とは言え、復讐の為にこのクズと付きあってんだぞ！狩野佑吏って偽名でな！」
佑吏さんは更にまるで罰ゲームを受けているかのように
太郎「悪夢だ！いくら復讐の為とは言え、」
佑吏「この世の地獄だ！」
楽「名字を変えて、」
太郎「そりゃ岡佑吏って名前使えばAさんの弟ってバレるからな、」
陸「だから誠子さんの息子さんのフリして、大阪弁を！」
佑吏「倶楽部の力を使えばバレない！ま！コイツはアホ囲いからの金を騙し取る為に、元彼と別れたフリーお未婚通してるけどな！」
太郎「復讐の為に彼氏のフリしたって事はまさかキスも…………」
佑吏「吐き気するから思い出させんな！」
楽「あ〜、12年間も待たされた挙句の果てに、しかもファーストキスが復讐のターゲット！」
佑吏「別に彼女なんてこの先いらねえし、あいつがオレのファーストキス相手な事はこの世の終わり見たいなもんだけどな！(ビールを飲む)」
陸「(ビールを飲む)」
佑吏「Aの傷みに比べたらこれくらい、(ビールを呑みし)ﾌﾟﾊｱ！それにこれは天罰かなオレへの、オレはあの日Aに八つ当たりして怒鳴った、」
陸「……………………」
佑吏さんの目からは涙が
佑吏「オレの為に最後に、贅沢なエビ10尾入りをよ、全部オレの為に作ってくれてよ……………オレそんなの知らずにっ…………おもりなんて言っちまってっ！」
陸「ずっと後悔してるんだ、Aちゃんは佑吏にとって、大事な、佑吏はAちゃんにとって大事な、お互い何よりも縁切りなしな大事な双子の絆、あの日、つい佑吏は八つ当たりして泣かせた、」
佑吏「AのSOSに気づいてやれたら、」
話を聞いていたら
佑吏さんの後悔は
ずっと消えない
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作者名：末澤あめ x他2人 | 作成日時：2021年10月3日 7時
