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スーパーにつき、カートにかごを載せて
道順に沿ってカートを押していく。
すると、野菜コーナーに見覚えのある後ろ姿が。
「...テテくんっ！」
茶色がかった髪の毛、程よく高い背丈。
横顔を覗いて見てもまさしくテテくんだった。
しかし、振り向いた表情は私を不審に思っていて。
??「...あんた、誰？」
なんて、言われてしまった。
え、もしかして、他人の空似？
全く知らない人に声をかけちゃったの？
私は一瞬にして頭が真っ白になり
「す、すみません、人違いでした...」
その場を逃げようと背を向けたのに
??「テヒョンの事知ってるの？」
そう言われて、足が止まった。
「えっと...あなたは...？」
恐る恐る振り向いて尋ねてみると
??「...あー、俺は、あいつの...双子。
ムンヒョン。キム ムンヒョン」
テテくんの、双子？
テテくんは双子だったのか。
確かに少しだけ、顔付きが違う気がする。
テテくんより少し、目元がきついような...？
MH「...あの、顔になんか付いてる？」
...はっ、ついまじまじと見てしまった。
「ご、ごめんなさい、何もついてないです...」
MH「...で、あんたは？テヒョンの、何？」
何故か一緒に野菜コーナーを物色する事に。
そしてムンヒョンくんがいきなり口を開いたのだ。
「えっ...と、同じ会社の同じ同期で。
同期の中で初めて声をかけてくれたのが
テテくんだったんです」
MH「ふーん...じゃ、同い年だ。タメでいいんじゃん」
アボカドの色と固さを確認しながらムンヒョンくんが言った。
「あ...そう、だよね。うん、宜しくね」
MH「こちらこそ。俺はテヒョンより無愛想だけど」
やっと目を合わせてくれたが、
にこりとも笑わないムンヒョンくん。
「別に、私は気にしないよ？」
そう言うと、ムンヒョンくんは目を見開いて私を見た。
「不必要に笑わなくて、いいと思う。
楽しいと思った時だけで、十分」
これは私が常々思っていた事だ。
それをムンヒョンくんは実行していて羨ましく思ったから。
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しゆ(プロフ) - きゅーりさん» きゅーりさんんんん泣 ありがとうございますTT泣 (2017年2月1日 21時) (
レス) id: 4e1d9a13ad (このIDを非表示/違反報告)
きゅーり(プロフ) - スター作者おめでとうございます！ (2017年1月31日 22時) (レス) id: f9cfe048a6 (このIDを非表示/違反報告)
しゆ(プロフ) - モエリさん» ご指摘ありがとうございましたTT 気が付かずにずっとこのまま投稿し続けるところでした... ありがとうございます、頑張ります^-^* (2017年1月20日 8時) (レス) id: 4e1d9a13ad (このIDを非表示/違反報告)
モエリ(プロフ) - 編集して下さりありがとございます！！引き続き更新を楽しみにしてます(^^) (2017年1月20日 7時) (レス) id: e215836dd9 (このIDを非表示/違反報告)
しゆ(プロフ) - モエリさん» コメントありがとうございます!! すみません、どこの部分ですか!?TT (2017年1月20日 0時) (レス) id: 4e1d9a13ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゆ
| 作成日時：2017年1月18日 21時
