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「ごめん！お待たせ！待ったよね！」
MH「や、全然。俺も今来たとこ」
絶対そんなの嘘じゃん。
MH「...ん」
ムンヒョンくんは私に右手を差し出してきた。
「？」
MH「...手、貸せ」
言われた通りに右手を乗せると、
MH「逆だろ」
と左手を捕まれ、そのまま改札へと引っ張られた。
...手、繋ぎたかったのか。
ムンヒョンくんの行動1つ1つに私の胸は騒がしくなり
もう体内から心臓を取り除きたいくらいうるさい。
お互いに何も喋らなくても繋がれた手だけで
幸せな気分になれて、
このままどこかへ行ってしまいたい。
そう思った。
...ちょっと待って。
私達って、...付き合ってるんだっけ？
好きとは言ったけど、付き合おうってなってないよね？
...ということは、今この状況はなんだ？
何で恋人同士じゃない男女が手を繋いでるんだ？
そんな事をぐるぐると考えていると、
ハンナとチャンミンくんと待ち合わせてる
駅に着いてしまったので、手が解かれてしまった。
CM「おー！こっちこっち！」
他の人よりも頭ひとつ分背の高いチャンミンくんの
顔と手招きが見えたので、その方向に向かう。
「お待たせ〜...ハンナ、」
チャンミンくんの元に着くと、当たり前のことながら
既にハンナもいて、気まずい空気が流れる。
CM「...あのさ、ハンナ。話があるんだ」
チャンミンくんはさっきまでの笑顔とは反対に
真剣な表情をハンナに向ける。
HN「...何？」
CM「俺、さ。...何でハンナを花火大会に誘ったか分かる？」
HN「え...、分かるわけ、ないじゃん...」
CM「まぁだよな。ㅎㅎ ...俺は、ハンナの事が好き。
ハンナと一緒に花火を見たくて今日誘ったんだ」
HN「...え？」
どんどん赤く染まっていくハンナの頬。
CM「だから...俺と、付き合ってもらえませんか？」
HN「...っ、はい、私も好きですっ、」
ハンナは微笑みながら涙を一筋流した。
...よかった、やっと2人が幸せになれるんだ。
CM「っ、ありがとう！」
チャンミンも釣られて笑顔になる。
その2人の姿が微笑ましくて、私まで頬が緩む。
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しゆ(プロフ) - きゅーりさん» きゅーりさんんんん泣 ありがとうございますTT泣 (2017年2月1日 21時) (
レス) id: 4e1d9a13ad (このIDを非表示/違反報告)
きゅーり(プロフ) - スター作者おめでとうございます！ (2017年1月31日 22時) (レス) id: f9cfe048a6 (このIDを非表示/違反報告)
しゆ(プロフ) - モエリさん» ご指摘ありがとうございましたTT 気が付かずにずっとこのまま投稿し続けるところでした... ありがとうございます、頑張ります^-^* (2017年1月20日 8時) (レス) id: 4e1d9a13ad (このIDを非表示/違反報告)
モエリ(プロフ) - 編集して下さりありがとございます！！引き続き更新を楽しみにしてます(^^) (2017年1月20日 7時) (レス) id: e215836dd9 (このIDを非表示/違反報告)
しゆ(プロフ) - モエリさん» コメントありがとうございます!! すみません、どこの部分ですか!?TT (2017年1月20日 0時) (レス) id: 4e1d9a13ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゆ
| 作成日時：2017年1月18日 21時
