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いきなり真後ろのスライドドアが開かれて
振り向くと私の肩を揺すられた。
「ムンヒョン...くん？」
若干視界が霞んで、はっきりと見えない。
...いや、ムンヒョンくんがここにいるはずがない。
それに、“Aちゃん”なんて呼ばない。
TH「ムンヒョンじゃなくてテヒョンだよ！
どうしたの！？過呼吸！？」
私の呼吸が浅い事に気が付いてくれたテテくんは
自身の持つコンビニの袋からおにぎりやコーヒーやらを
全て床に出して、空になった袋を私の口元に当ててくれる。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ...、」
少しずつ、呼吸が楽になっていく。
TH「大丈夫...？」
「ん...、ありが、とう...」
やっと呼吸が戻った私にテテくんが尋ねた。
TH「何があったのか話せる？」
「...ちょっと嫌な事がフラッシュバックしただけ。
心配かけてごめんね、でも大丈夫だから。
それより、テテくんどうしてあんなに迅速に
過呼吸の対応ができたの？」
あの速さは過呼吸に慣れていないと出来ない。
TH「...俺も昔から発作がちょいちょい出るんだ。
その時の症状が今のAちゃんと似てたから」
...そっか、テテくん病気なんだもんね。
TH「まぁ、そう言っても俺自分の病気の事
よく分かってないんだけどね！ㅎㅎ」
「え...そうなの？」
TH「うん！俺が病院行く時はいつもジミナとか
ナムジュニヒョンとか誰かしら付いてきてくれて
俺は話聞かせてもらえなくてさー」
「そう...なんだ」
そんな事ってあるの...？
結構重症なのかな...
TH「...話したくなったらいつでも聞くからね？」
「...うん、ありがとう。...はぁ、早く先輩達の
コーヒー持っていかなきゃ。ミン先輩に怒られる」
TH「あー、ミン先輩怒ったら怖そうだよね、ㅎㅎ」
「そうなんだよ〜ㅎㅎ ...本当にありがとう、テテくん」
TH「どういたしまして！じゃあまたね！」
テテくんはいつもと同じ笑顔を私に向けて、
自分のデスクへと向かっていった。
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しゆ(プロフ) - きゅーりさん» きゅーりさんんんん泣 ありがとうございますTT泣 (2017年2月1日 21時) (
レス) id: 4e1d9a13ad (このIDを非表示/違反報告)
きゅーり(プロフ) - スター作者おめでとうございます！ (2017年1月31日 22時) (レス) id: f9cfe048a6 (このIDを非表示/違反報告)
しゆ(プロフ) - モエリさん» ご指摘ありがとうございましたTT 気が付かずにずっとこのまま投稿し続けるところでした... ありがとうございます、頑張ります^-^* (2017年1月20日 8時) (レス) id: 4e1d9a13ad (このIDを非表示/違反報告)
モエリ(プロフ) - 編集して下さりありがとございます！！引き続き更新を楽しみにしてます(^^) (2017年1月20日 7時) (レス) id: e215836dd9 (このIDを非表示/違反報告)
しゆ(プロフ) - モエリさん» コメントありがとうございます!! すみません、どこの部分ですか!?TT (2017年1月20日 0時) (レス) id: 4e1d9a13ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゆ
| 作成日時：2017年1月18日 21時
