秘密事。-2-

ジョンアちゃんと私 ページ14

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とりあえずこのことをジョングクくんに

言おうかどうかで頭がいっぱいになってしまい、

それ以降の話は全く頭に入ってこず、

気付いたら帰宅していた。

...状況を考えないで見てみたら、友達に

自分の恋路を手伝って欲しいと言われたのだから

その相手に友達の好意を教えるのは良くない。

そんなことをするのは小学生くらいのものだ。

...うん、ジョングクくんには言わなくていいか。

まぁ言わずもがなきっとバレているだろうし。









でも、3人で遊ぶと言っても何をするのだろう。

一応待ち合わせ場所は駅と決まっているが、

何をするかはジミンに当日のお楽しみと言われた。

...嫌な予感しかしない。

モヤモヤとしながらも、私はするべきことを

早急に済ませ、眠りについた。

次の日、予定よりも早めに目が覚めたので

メイクに少し気合いが入る。

...ジョングクくんの隣に並ぶから、というのもある。

そして、少し早めに家を出た。









駅につくと案の定まだ誰も来ていなくて、

1人で改札近くの壁際に立ちながら待つ。

時間は待ち合わせの10分前。

少し早めに来すぎたか、と後悔したが

JK「おんに！早いね？」

ジョンアちゃんの格好のジョングクくんが

改札向かいの珈琲ショップから出てきた。









「おはよう、ジョング...ジョンアちゃん？ㅎ

そういうジョンアちゃんこそ早いね？」

JK「そっか、ジョンアじゃないといけないのか。ㅎ

うん、ちょっと本屋に寄りたかったから早めに来た」

にっこり笑うジョンアちゃんはやはり

何度見ても女の子にしか見えなくて。

今日も1段と輝いていた。

...通り過ぎる男性全員がチラチラと

ジョンアちゃんを見ているのがわかる。

本当は男の子なのになぁ...









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