番外編 鬼滅の刃 肆 ページ47
カンッ！
カキンッ！
激しくぶつかり合う木刀が音を奏でる。
「ッ〜！！早くくたばってくんない？」
「ッ！こちらの台詞だ」
カンカンッ！ガカッ！！
打ち込んでは弾かれ、打ち込まれては弾くの繰り返し。
ザッ
二人は間合いをとる。
どちらも己にも相手にも限界が近づいているという事を理解している。
そして、次が最後だという事も。
静寂がどれだけ続いたのだろう、ついに均衡を破り二人同時に動き出す。
「岩の呼吸 肆の型 流紋岩・速征」
「旋空孤月」
二人の影が交差する。
パキッ…バキンッ！！
「悲鳴嶼様武器破壊により戦闘不可とし失格」
「Aの勝ちだね」
耀哉の声で柱がAが居たはずの場に目を向ける。
そう、居た"はず"の場に。
驚愕する柱達。
「やはり、こちらには居られないんだね」
耀哉の呟きを拾えるものは誰も居なかった。
no side終了
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「は？」
いつもの景色。
さっきまで居た屋敷は何処に…
「は？？」
「何間抜けな顔してるんだ…」
バッと後ろを振り返ると、長年共に死線を潜り抜けてきた相棒が。
「ま…真史っ…！！！」
ガバッと抱きついた(体当たり)。
「何なんだいきなり…熱でもあるのか？」
引いた目で見られても気にしませーん！
久々に(数時間)知り合いに会ったんだよこっちは！！！
ガタイのいい奴らに囲まれてたんだよ！！
そんな八つ当たりも込めて頭をグリグリ押し付けていると、
「痛いんだが…。何があったか知らんが取り敢えず、今まで何をしていたんだ？今日は会議のはずだったんだが？」
あ…やばい。
サッと離れようとすると、ガッと捕まった。
終わった…。
てか！ミシミシいってる！痛い！！痛い！！そんな熱烈なハグ求めてないから！！！
「ヤベェ奴等とドンパチやってました！強かったです！でも勝ちました！」
ワタシワルクナイ。
「そうかそうか。言い訳は後で聞いてやろう」
「イヤだーーー！！！！」
その後、泣きながら引きずられていくAの姿を見た隊員が居たとか居なかったとか…
やっぱりもう少し向こうにいれば良かった……
➖作者➖
意味不明！！
これに付きますね、はい。
そろそろ続編に行きます。
これからも頑張りますのでこの作品をどうぞ宜しくお願い致します。
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skyzero(プロフ) - 浴衣シグさん» ありがとうございます！これからも頑張ります。 (2020年11月23日 16時) (
レス) id: 906491576b (このIDを非表示/違反報告)
浴衣シグ - この小説、応援してます！がんばってくださいね！ (2020年11月23日 16時) (レス) id: 0bc9a44903 (このIDを非表示/違反報告)
skyzero(プロフ) - 、さん» すみません！急いで外させていただきました！ありがとうございました。 (2020年8月27日 21時) (レス) id: 86e3ec0500 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：skyzero | 作成日時：2020年8月27日 21時
