番外編 鬼滅の刃 参 ページ46
「クッソがっ！！」
残りの柱達がAを襲う。
「ハハッ！最高！良いね君達！」
カンッカンッ
その猛攻すら悠々と交わしていくA。
それもその筈、彼女もトリオン兵相手に生身で戦っていた旧ボーダー時代からの手練れである。
「埒があかねぇ……風の呼吸 壱ノ型」
「！！不死川様！それは…「待って」…？？」
「面白そうじゃん…」
不死川の攻撃鈍に構えるA。
「
ガガガガガガッッ！！！
「っ！…ぐっ…」
間一髪。咄嗟の判断で不死川の攻撃を受けるのでは無く流したA。
「(SE無かったらやばかったな…)」
「呼吸すらも避けるか！よもや！！面白い！」
「ならば俺達も遠慮は要らないだろう。甘露寺を攻撃した罪は重い」
それぞれが構える。
ピリピリと肌を刺激するような緊張感。
誰もが勝負のつく一瞬を見逃しまいと、集中する。
「風の呼吸 陸ノ型
「炎の呼吸 壱ノ型
「水の呼吸 肆ノ型 打ち潮」
「音の呼吸 壱ノ型 轟」
「蛇の呼吸 弐ノ型
「岩の呼吸 肆ノ型
凄まじい轟音と共に次々と斬撃の嵐がAに向かって繰り出される。
「！！ッッグァッ！！！ッ〜〜〜！！！」
砂埃に隠れAの姿は見えない。
シーン……
「やったか？……！！」
バッキン！！
「っんで…っ！！」
バキッ！！
「化け物が……っ！」
バキンッ！！
「…何故…！！」
バキィッ！！！
「南無…」
カンッ！！
「宇髄様、不死川様、伊黒様、冨岡様、
武器破壊により戦闘不可とし失格」
ゆらぁ……と砂埃の中で揺れる影。
「全く…危うく三途の川渡るとこだったんだけど？」
頭から血を垂れ流し、服も所々破けている姿はとても痛々しい。
が、当の本人はどこ吹く風。
バキバキッと体をほぐし、その瞳は残りの一人岩柱・悲鳴嶼行冥を見つめている。
「いやあ、さっきので終わらせたつもりだったんだけどねぇ…。普通防ぐ？アレ」
「柱の攻撃を凌ぎ切った者は他にいない。しかし何故怪我をして尚戦うか」
この会話の最中にもAの足元はフラフラとおぼつかない。
「悪いけど"あっち"じゃ私も上に立つ人間だ。どこにいても私は負けられない」
((勝負は一瞬…確実に仕留める))
どちらの最強に勝利の女神は微笑むのか…
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skyzero(プロフ) - 浴衣シグさん» ありがとうございます！これからも頑張ります。 (2020年11月23日 16時) (
レス) id: 906491576b (このIDを非表示/違反報告)
浴衣シグ - この小説、応援してます！がんばってくださいね！ (2020年11月23日 16時) (レス) id: 0bc9a44903 (このIDを非表示/違反報告)
skyzero(プロフ) - 、さん» すみません！急いで外させていただきました！ありがとうございました。 (2020年8月27日 21時) (レス) id: 86e3ec0500 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：skyzero | 作成日時：2020年8月27日 21時
