番外編 鬼滅の刃 弐 ページ45
ピキッ
やってしまった。
流石の私でも分かるくらいにはやらかした。
「失礼した。他意は無い」
シーン…と効果音がつきそうなくらい無反応。
いやね？悪かったと思ってるよ？たまたま口から出ちゃっただけでさ？
だから何かしら反応を下さい！
「弱いだぁ？テメェ相当腕に自信があるみてぇだな？」
顔が怖いってザーヤク！！
「いやっ、だから失れ「ならば証明してもらおう！！」……人の話を聞けよ…」
何だこの派手頭…
「お館様。少々庭をお借りしても良いでしょうか？」
「良いよ。あまね、皆んなに木刀を用意してあげてね」
「はい」
私の意見を聞きもせず話が進んでるんですけど！？
「私やるって言ってないんだけど…」
「何？怖気付いたの？」
は？何だこの少年…怖気付く？誰が？
「生意気言ってんな…後悔するよ？」
フルボッコにしてやる！！！
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no side
「これより柱の剣士とA様の試合を始めさせて頂きます。私の判断で失格とさせて頂きますのでご理解下さい」
既に臨戦態勢に入っている九人の柱とA。
「それでは…はじめ！」
カンッカンッカンッ
あまねの合図で一斉に木刀を打ち込む柱達。
Aはその攻撃を受け流していく。
「おい！さっきまでの威勢はどうした！」
「地味に守ってばかりだと直ぐに負けるぞ！」
「口ほどにも無いね」
不死川、宇髄、時透がAを挑発する。
ガンッ
鈍い音と共に柱達が飛ばされた。
「じゃあお言葉に甘えて…」
ヒュッ……ガンッ カンッ バキッ！！
「！？」
「反撃開始ってな」
時透が持っていた木刀は二つに折れていた。
「時透様、武器破壊により戦闘不可とし失格」
一瞬にして静寂に包まれた空間に、あまねの凛とした声のみが響く。
(((気を抜けば……殺られる)))
柱の空気が一気に張り詰める。
「一人目〜。案外楽かな？こりゃ」
スッ……
次に標的となったのは、
カンッ
「きゃっ！」
甘露寺。そして、
カンッ
「っ！」
胡蝶だった。
「悪いね、お嬢さん方。これで終わりだよ」
バキッ！バキッ！
「甘露寺様、胡蝶様、武器破壊により戦闘不可とし失格」
「ニ、三人目〜」
残りの六人の柱を見据えながら、不敵に笑うA。
険しい表情でAを見つめる柱達。
「さぁ、次は誰が相手してくれんの？」
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skyzero(プロフ) - 浴衣シグさん» ありがとうございます！これからも頑張ります。 (2020年11月23日 16時) (
レス) id: 906491576b (このIDを非表示/違反報告)
浴衣シグ - この小説、応援してます！がんばってくださいね！ (2020年11月23日 16時) (レス) id: 0bc9a44903 (このIDを非表示/違反報告)
skyzero(プロフ) - 、さん» すみません！急いで外させていただきました！ありがとうございました。 (2020年8月27日 21時) (レス) id: 86e3ec0500 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：skyzero | 作成日時：2020年8月27日 21時
