２９話 ページ39
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ズバッ
『チッ』
ドガンッ！！
『うわ〜！！！危ないなぁオネーサン！』
『(んっでこの距離でライトニングよけんだよ！)うっぜ…』
１メートルも無い距離で撃たれた銃を掠りもせず避けた男。
『(これ以上は長引かせられない…絶対に次で決める…！！！)』
想像以上に時間がかかっている事に焦りを感じていたAは、決着を急いだ事を、すぐに後悔する事となる。
ヒュッ
『旋空孤月』
素早く間合いを詰め一撃を叩き込もうとした。
その瞬間……
バババババババババッ！！！！！！
『(弾丸！？！？)』
男のカウンターによりAの体に無数の穴が開き、そこから大量のトリオンが漏れる。
バシュッ
『ガハッ…！！』
安全装置などないトリガーの攻撃が体に傷をつけていく。
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そして現在。
出血こそあるものの、Aが死んでいないのは、明らかに男の手によって、攻撃が逸らされていたからである。
当然Aもそれを理解している。
「オネーサン傷痛い？でも安心してね！すご〜く痛いだろうけど、痕は残らないはずだからさ！オネーサン女の子だし…ボク女の子には優しいんだよ！」
男はいい笑顔でそう言いながら、Aに手を伸ばす。
「…ざ…んな…」
「え？」
「ふざけんな！！！」
スパッ
「！？」
無論。自分をここまでコケにされてこの女が黙っていらるわけがない。
「よく聞けガキンチョ…私はもう２８で女の子って歳でも…テメェに気ぃ使われる程…弱くも無い！！」
先程とは打って変わって、自身の左肩を押さえて膝を付いている男。
そして、それを見下している紅い刀を携えた女は、
「こっからが本番だよ…。さぁ、楽しもうか」
そう言って不敵に微笑んだ。
no side終了
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skyzero(プロフ) - 浴衣シグさん» ありがとうございます！これからも頑張ります。 (2020年11月23日 16時) (
レス) id: 906491576b (このIDを非表示/違反報告)
浴衣シグ - この小説、応援してます！がんばってくださいね！ (2020年11月23日 16時) (レス) id: 0bc9a44903 (このIDを非表示/違反報告)
skyzero(プロフ) - 、さん» すみません！急いで外させていただきました！ありがとうございました。 (2020年8月27日 21時) (レス) id: 86e3ec0500 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：skyzero | 作成日時：2020年8月27日 21時
