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「黒木が集合をかけたんだ。今日、カフェテリアだって」

小塚君から電話があったのは、帰ってからすぐ。

わーい、久しぶりの集合!
Aのことは気になるし、会議で言ってみようかな?
マフィアみたいな匂いの正体はなんなんだろう…?







「ごめんね、お待たせ!」

カフェテリアに着いたのは、私が最後。
クラスが低いほど、階も低くなって、カフェテリアが遠いんだもの。

「遅いぞアーヤ!」

ごめん、若武。

「姫も急いだみたいだから、いいじゃないか」

黒木君がやたら妖艶な笑みを浮かべるから、私は顔が赤くやってしまった。

「で、なんで集合かけたの?黒木」

「事件だ」

事件!
私はノートを取り出して、鉛筆を持った。





「黒澤A、という人物を知ってると、浜田組は思うんだけど」

うん、知ってる。

「俺の知り合いに、拳銃を扱う店のオーナーがいるんだ」

黒木君て、ホント顔が広いなぁ…

「そこに、今日銀髪ショートの中学生が現れて、ベレッタの弾を売って欲しいといわれたらしい」

拳銃!

若武、翼、上杉君、小塚君の顔が引き締まる。

「オーナーは売るわけには行かないと、かなり高い値段をいったら、その黒澤Aはポンと出したらしい」

お金持ちってことなのかな?

「それも、出し方は、普通の現金じゃなくて、ブラックカードだ」

ブラックカード?

「制限額がない、本当の金持ちしかつかえないクレジットカードだよ」

「でも、クレジットカードって、未成年は親の許可ぎないと使えないだろ?親は?」

「俺もそう思ってカード会社の知り合いに尋ねたら、全く手がかりがない」

えっ!

「裏から圧力がかかってる。世界をまたにかけるVIPの扱いだった。」

「そんなの、僕たちが相手にできるの?なんで黒木はこれを調べたいの?」

「…黒澤一家はあまりに不審すぎる。なのに誰も何も言わない。13歳の娘もいるんだ、放っておけないだろ」

黒木君…

私はウルッとなってから、しっかりと頷いた。
他のメンバーもしょうがないと言いながらも、頷いていた。

「よし。では帰りに談話室でまた話そう。諸君、解散!」

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涙 愛 。(プロフ) - 続きが気になるぅうううう (2021年4月7日 16時) (レス) id: 4db45bcbc3 (このIDを非表示/違反報告)
みく - 続きがめっちゃ気になる!頑張ってくださいね♪ (2020年7月7日 21時) (レス) id: 0da8fcc3d9 (このIDを非表示/違反報告)
夜蝶-ヤチル- - ジンはやばいからね…組織でも、偉い方じゃないかな。 (2018年4月20日 13時) (レス) id: 3344530ea6 (このIDを非表示/違反報告)
夜蝶-ヤチル- - ジンの娘…やばい続きが見たすぎる。ていうかKZ……裏にの事にまで首突っ込んだら○んじゃうよ? (2018年4月20日 13時) (レス) id: 3344530ea6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モノクロ猫 | 作成日時:2017年12月25日 13時

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