【 歌い手 】ガチ恋こたぬきの義兄は 、あほの方でした 。

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その日は 、特に何事もなく 、眠りについた 。

ベッドが一つしかなくて 、うらたさんと一緒に …… 、



みたいなことはなくて 。



私は自分の部屋で 、うらたさんはお兄ちゃんの部屋で休むことになった 。



『 はぁ 〜 、ゆずちゃんに連絡してみようかな 』



ゆずちゃんの連絡先を開いて 、" 今 、大丈夫 、？ " と送ってみた 。



すぐに既読がついて 、" 大丈夫だよ 、通話しよっか 、？ " と返ってきた 。



" うん 、かけるね " と返信して 、通話をし始めた 。



とりあえずと思い 、今の状況を話した 。

もちろん 、私の食事に関しての話は避けて 、別の話題に変えて説明をした 。



「 " え - 、やばいじゃん 。ってことは今一つ屋根の下にいる 、ってこと 、？ " 」



『 そうそう 、部屋は違うけどね 。今でも信じらんないし …… キスされたってことも 。』



「 " それもうさ - 、告っちゃってもいい感じじゃないの " 」



いやいやいや 、無理無理 。

そんなんうらたさんに迷惑かかるじゃん 、「 は 、？ 」とか言われちゃったら私もうこの世にいられないよ 、？？



『 それは無理だって 。絶対に無理 』



「 " そこまで拒否る 、？ ( 笑 ) じゃあそうだねぇ 、聞いてみれば 、？ なんでしたんですか 、って " 」



『 えぇ 、そんなこと …… 』



「 A 、起きてる 、？ 」



『 ひぇっ 、お 、起きてます 』



咄嗟に通話を切ってしまい 、返事をしながら " ごめん 、ちょっと待ってて " と送信した 。



「 入っても 、いい 、？ 」



『 えっ 、あっ 、大丈夫です 、』



部屋中 、うらたさんのグッズがあるのを片付けるのは面倒なため 、抱き枕とかだけは 、ベッドの下に隠しておいた 。



「 お邪魔します 、 」

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