社畜やめれました (ページ34)

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耳掻き　安定side ページ34

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『は？え？誰よ！？

　うちの耳に耳掻き強く突っ込んだ奴誰よ！？』

「だから僕だってば、大和守安定」

『ほぉ、、、やまとのかみやすさだ、、うんやすさだ、、、

　ってなんでうちに耳掻きしてんのぉ！？』

僕の膝の上から退こうと暴れるので

逃げないように頭をシッカリと押さえつける

『あいだだだだ、、、！！

　分かった！！分かったから！！逃げないから１回やめて！！』

「分かればいいんだよ」

押さえる力を緩めると審神者の力んだ身体が緩んだ

『あ、あのぉ、、、耳掻きの経験はおありで？』

「勿論ないけど？」

『、、、きよみぃぃぃいいいっつ！！！

　ヘルゥゥゥウウウップミィィィィイイイイイ！！！！！

　主さん痛いのやだよぉ！？安定の初めて貰っちゃうよぉ！！』←

っちょ！？暴れないでよ！！

また逃げようとするので頭を押さえつける

「ほら主が嫌がってるじゃん！」

「でも耳掻きやらせてくれるって言ったよ！！」

『うちそんな事言ったぁ！？』

「「言った」」

『うっそん』

途端に暴れなくなったのでまた力を緩める

『や、優しくね！？軽く当てるくらいの力で良いからね！？

　もう次痛かったらうち逃げっからね！？「その時は首落とす」はい』

「おまっ、、、！？やっぱり主を殺す気だろ！！」

「、、、さぁね」

清光が言う事に曖昧に返事をして今度は優しく耳掻きを当てる

入れた瞬間、審神者の身体がビクリと震えた

「ちょっと驚かないでよ」

『すみません』

「当たり前でしょ！？さっき痛い思いしたんだから！！」

「清光うるさい」

「はぁっ！？」

耳の中を覗き込むと垢が見える

「ねぇ、この黄色い奴取れば良いの？」

『そ、そうです、、、』

「良い！？目に見える物だけを取って痛がったら直ぐにやめるんだからね！！」

「はいはい」

ゆっくりと垢をこそぎ取るように上下に動かす

垢を取ったらちり紙に擦り付ける、、、意外と楽しいかも

垢を中心的に耳掻きを動かす

中々取れない奴も根気強く掻けばベリッと落ちて楽しい

「何これ結構楽しい」

「主をおもちゃみたいに思ってない？ねぇ思ってない？」

「オモッテナイヨー」←

「思ってんじゃん！！」

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