社畜やめれました (ページ32)

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なんで此奴が　安定side ページ32

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部屋から話し声が聞こえるから

覗いてみたらあの審神者が清光に膝枕されてたから勢いで入っちゃった

「ねぇ、、、なんで居るの？」

「そんなのお前に関係ないじゃん！てかなんで、、！？お前帰るの３０分後だって」

「あぁ、それなら敵が弱すぎて速く片付いちゃった

　、、、で、僕は質問に答えたんだし、清光も答えてくれない？」

本体を握りながら近づくと

清光も本体を握りしめた、、、でも膝には審神者がいるから不利だ

「み、、、耳掻き」

「、、、はぁ？」

「だから耳掻きだって！

　、、、それと障子そんな乱暴に開かないでよ！主起きちゃったじゃん！」

審神者を見ると清光の膝に頭を擦り付けてる

「それより耳掻きってなに」

「は、お前知らないの？耳に溜まった垢を取るのを耳掻きっていうんだよ」

垢を取るの？は？

訳が分からず眉を顰めていると清光は溜め息をついた

『あー、、、清光、かいぃ』

グリグリ

「っちょ、主、、、耳は後で『んー、、痒い、、、』」

膝に頭を擦り付けながら審神者は手をパタパタと動かして

白い物が付いている木の棒を手に持った

それを耳の中に突っ込、、、はぁ！？

「ちょっと何やってるの！？

　耳の穴の中に棒突っ込んで頭可笑しいんじゃないの！？」

「いや可笑しくないって！これ意外と気持ちいいし耳の聞こえが良くなるんだって！！」

清光の顔を見るとすごい真剣だ

『あー、、、』

「、、ちょっとそれどうやってるの？」

審神者を殺したい気持ちより好奇心が勝った

１歩近づくと清光が本体を握る

「ちょっとぐらい良いでしょ？別に殺すって訳じゃないんだから」

「前に主に刀向けた奴信用できる訳ないじゃん！」

審神者は相変わらず耳掻きっていうのをしている

、、、なんかこのピリピリした雰囲気ぶち壊してて調子が狂うんだけど

「じゃあ僕の本体お前に預けるから、それで良い？」

「、、、分かった」

渋々と僕の本体を受け取る清光

それと反対にワクワクしながら審神者に近づく僕

近づいて上から覗き込む

「主ー、耳掻きこっちよこしてー」

『いーやー』

耳掻き？をギュッと掴んで離さない審神者

だが清光は審神者の手をくすぐると審神者は手を離した

『、、、ッチ』

「はいはい、上手くやるから怒らない怒らない」

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