喧嘩しようぜ ページ15
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ドサッ
やはり重症でそんなに立てなかったのか
ビンタした方向に尻餅を付く和泉守
周りのみんなは顔を青ざめた
、、、ごめんねみんな、ちょっと怖い事思い出させちゃったね
「、、、なんだよ」
頰を抑える和泉守も少しだけ震えていた
うちはそんな和泉守にズンズン近づく
「兼さんに何するの?」
チャキッ
首元に刀が当てられる、いやぁ、貴重な体験が此処じゃあ軽々できんな
堀川の刀がうちの首を少し傷つける
もうこれ以上進めないと分かったうちは右手を和泉守に向けて_____
『クソ餓鬼』
_____中指を立てた
「なッ!?」
『手入れぐらいでギャーギャー騒ぐんじゃねぇよ
お前はそんな事も我慢できねぇのか、、、はぁ
カッコイイ最新流行の刀って聞いてたけど蓋を開けりゃクソ餓鬼だなこりゃ』
「テメェッ!!」
「和泉守抑えて!!」
和泉守が抜刀しようとすると
後ろから清光が抑えてくれた
マジでありがとう清光
『ほら、丸腰の女にそうやって刀で脅して、、、笑っちゃうねぇ
いいか?今、お前の目の前にいるのは丸腰の女、いい?お・ん・な
それ分かってて抜刀するって格好悪いにも程があるよ?』
「うっ、、、!」
『大体ねぇ、手入れしなきゃこちとら職務怠慢しちまうし
お前らは手入れされるのも仕事だ、覚えとけ
それにうちの手が汚いからやだって言うんだったら風呂で何回でも洗えばいいやろ
アンタってかなりの阿保なん?』
うわぁ、、、青筋がピクピクしてるぅ!すごぉい♡
なーんて言ったらうちは容赦無く堀川様に殺されるであろう
『で、手入れは受けますか?』
「、、、プッ」
プッと飛ばされた
『、、、クソ餓鬼、泣かせちゃる』
「やってみろよ!!」
『●玉もぎってやる、、、!』
「主くん抑えて!!」
うおぉぉぉおお!?
離せ燭台切と暴れても尚、抑えられる
『うちが善意で手入れしてやるって言ったらやだって駄々こねやがって!?
お前なんか短刀サイズで顕現されちまえば良かったんだ!!
そしたら中身と外見が一致してまだマシなんじゃねーの!?』
「はぁ!?んなもん頼んでねーし!!餓鬼はテメェだぁ!!」
『かなり年下の言葉1つで青筋立ててるオメェの方がよっぽど餓鬼やな!!』
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作者名:彼岸鬼 | 作成日時:2018年8月14日 9時