言葉は違えど... (ページ18)

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想いは...―JB ページ18

※『』は韓国語です。※

たわいない会話もすぐ会話がなくなる。

JB「..あ、の......カトク」

次の言葉が出てこない、あぁ勉強不足...。彼女は携帯を見て何かを検索。

A「휴대번호를 교환합시다？」

携帯電話を交換しましょうという言葉が出てこない俺より早く彼女は察してくれたのか携帯で調べた韓国語で話してくれた。

俺達はカトクを交換する、降りる駅に着くと彼女は小さく手を振った。

俺は恥ずかしいながらも小さく手を振って別れた。

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大学前のジニョンとの日本語の勉強。

JB『彼女とカトク交換した...。』

するとジニョンはえっという顔をして驚いた。奥手な俺からは想像出来なかったのかも知れない。

Jr『...え、やったね！ヒョン！』

JB『日本語教えてくれてありがとうな。本当に感謝してるよ。』

ヒョン～！と向かいに座っていたジニョンがこちら側に座って肩を組んできた。

良かった良かったとジニョンは自分の事の様に喜んでくれた。

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大学もアルバイトもそこそこに俺は家に戻るとベッドにダイブした。

ずっと悩んでいた...。

どんな内容で話をはじめたらいい？

やっとの思いで話すこともカトクを交換することも出来た。

ずっと気になってはいたけど、そこ止まりだったから...。

とりあえず自己紹介から入れるか...。

「こんばんわ、ジェボムです。韓国出身です。」

...よし、これで大丈夫だろう。送信っと...。

ベッドに突っ伏して俺は悶々とした。

返信が来るまでぼーっと天井を眺めた。

しかし待てど返信は来なかった。

すると携帯が震えた。

すぐ携帯を見ると韓国の友達のジャクソンだった。

JB『...っち、なんだよ』

JK『えー、舌打ちから！？なんで？なんで？』

電話を離しても聞こえてくる大声に用件は何かと聞くとジャクソンは答えた。

JK『それが...、』

ジャクソンの言葉を聞いて俺は項垂れた。

JK『...ジェボム？ジェボム？聞いてる？』

申し訳ないとは思いながらも、もうジャクソンの言っていることを聞きたくなくて電話を切った。