#1 個性豊かな兄弟たち ページ3
とある日の朝…
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gt「げんじーん!早く起きろーー!!!」
gn「うるせぇよ!ぐっち!耳元で叫ぶんじゃねぇ!」
双子の兄ぐっちことぐちつぼに起こされ、俺は不機嫌になる。
起こしてくれるのは有難いけど耳元で叫ぶんじゃねぇよ!
gt「お前が二度寝するからだ、あと起こしてくれたんだから"ありがとう"だろ?」
gn「なにそれうっざ」
gt「お前と言い合ってる暇ねぇんだよ、はよ着替えて降りてこい。」
ぐっちは呆れた顔で俺の部屋から出ていった。
俺は着ていたウサギのパーカーから制服に着替えて、黒のパーカーを羽織る。
粗方準備を終わらし一階に降りる。
一階に降りるとひとつの影が台所に立っていた。
ar「あ、げん兄おはよ、朝ごはんの準備してくんない?」
gn「あろえおはよ…てか準備俺がするの〜?」
まあ、可愛い弟からのお願いだし手伝ってやるか…
食器棚から4人分の皿を出しサラダを盛り付ける。
ドレッシングを作ろうかと手をかけた瞬間、ぐっちが自室から出てきて食卓に座ってスマホをいじりだした。
「おい、ぐっちお前も手伝えよ」
俺の問いかけに反応して顔を上げるが露骨に嫌な顔をして
「嫌に決まってんだろ」
と返された。
なんだこいつと思いながらそそくさと準備を進める。
gn「あろえ〜、準備できたから食べよーぜ」
ar「じゃあ2階でまだ寝てるたらこ起こしてきてよ、多分二度寝してると思うし」
gn「まだ寝てんのかよあいつ」
俺は半ば呆れながら2階のたらこの部屋に急ぐ。
たらこと書かれたドアをノックする。
返事がないのでお構い無しに入るとまだスヤスヤと気持ち良さそうに寝ているたらこがいた。
俺はベッドに近寄りたらこを揺さぶる。
gn「おーい、たらこ朝飯だぞ」
tr「ん〜?げん兄?」
まだ眠たそうに目を擦るたらこ。
俺はたらこを無理やり起こし制服に着替えさせた。
tr「ふわぁ…眠い…」
gn「昨日夜遅くまで起きてたからだろ?」
昨日夜遅くまでたらこの部屋に電気が照いていたからネトゲでもしてたんだろう。
たらこを連れ食卓に行くとあろえとぐっちがもう座って待っていた。
tr「兄ちゃんたちおはよ」
gt「おはよたらこ、早く飯食おうぜ」
ar「おはよ、ほら座って」
たらこはあろえの隣に俺はぐっちの隣に座った。
ぐっちは皆が揃ったのを確認すると
gt「よし、じゃあいただきます!」
と言い俺達も続いて"いただきます"と唱えた。
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にゃにゃ - こんにちは!今続けていたらでいいんですけどたらこさんが弱る?みたいなのがみたいです!出来たらお願いします! (2020年9月8日 22時) (レス) id: 38ae044b6a (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん - こんにちわ!突然ですいませんm(_ _)m急に終わりましたが何か会ったんですか!? (2020年8月28日 21時) (レス) id: 707bdc3833 (このIDを非表示/違反報告)
マリン(プロフ) - kaitoさん» お返事遅れてすみません…!今ストーリー部分を書いているので、その後になりますがやらせて頂きます!リクエストありがとうございますm(*_ _)m (2020年7月15日 18時) (レス) id: 688f8e6c1f (このIDを非表示/違反報告)
kaito - 初コメ、リクエスト失礼します!あろさんがいじめられるか熱を出すのどっちか見てみたいです。書けたらで良いのでお願いしますm(_ _)m (2020年6月18日 22時) (レス) id: 92d766af7d (このIDを非表示/違反報告)
マリン(プロフ) - まもやろたおさん» まもやろたお!?(失礼しました…)、応援コメントありがとうございますm(*_ _)m (2020年5月11日 10時) (レス) id: 688f8e6c1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マリン | 作成日時:2020年4月23日 3時