最低で最高の兄弟たち

#4 ページ6

あろえ視点


あ、兄さん達に弁当渡してなかった。

いつもより重たく感じる保冷バッグを開けると色とりどりの風呂敷に包まれた弁当が4つ入っていた。

高等部の校舎までいくのめんどくさ…
無駄に階段多くて嫌なんだよねぇ
まあ、いっつも高等部の屋上で食べてるからいんだけどさ…


ar「ねぇ、みどりくん早く高等部の校舎に行こうよ」

md「ﾅﾝﾃﾞ?ﾅﾝｶｱｯﾀ?」

ar「兄さん達に弁当渡してなかった」

md「ｱｰ、ﾁｮｯﾄﾏｯﾃ」


みどりくんは自分のカバンから緑色の風呂敷に包まれた弁当を出した。


md「ﾖｼ、ｲｺｳ」

ar「まずはたらこのとこね」


俺たちは下の階のたらこに会いに行った。


tr「あ、あろ兄！とみどりくんも！」

ar「はいたらこ、弁当」

tr「ありがと！」

md「ｼﾞｬｱ高等部ｲｺｳ」


俺達3人は高等部に続く渡り廊下を渡り兄さん達がいる3階まで上がろうとした瞬間


ar/gn「「あ…」」

gt「なんだ、もうここまで来てたのかよ」

gn「行く手間省けたわ、じゃあ屋上行こーぜ」


俺はげん兄とぐち兄にそれぞれ弁当を渡して高等部の屋上に向かう。

てか来るならLINEくらいしてよ

屋上に着くとらっだぁ達も既に集まっていた。


rd「遅いよー！お腹減った！」

bd「腹減って死にそうやわ」

tr「俺もお腹減った〜」

gt「じゃあ食べよーぜ」

全「いっただっきまーす！」

なんか昼から忙しかったけどいつもと何ら変わりなかったな

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