私 Jr. になるみたいです。

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玄樹「あ、(人1)...っ、と、とりあえず入る、? 」



ﾉｯｸ をしてすぐ 岩橋くんが出て来た



彼は首をかしげて私の返事を待っているけど



私はただ、無言で首を横に振った



玄樹「えっと、じゃあ...」



少し困らせちゃったみたい、



「ごめんね、ちょっと2人で話せるかな.、? 」



玄樹「あ、うんっ」



寮のﾛﾋﾞｰ のｿﾌｧ に腰掛けて



話し始める 。



「あ、のさ...」



かれからもっともっと私が頑張らなきゃいけないこと、


岩橋くんにも頑張ってほしいということ、


恋愛にうつつをぬかはしてはいられないこと、



全部話した 。





玄樹「...てことは、告白...っていうのかな、あれ。の返事は、」






「ごめんなさい。」






玄樹「そ、そっか、」





「..。」




岩橋くんの悲しそうな表情...



胸が痛んだ



その瞬間



ふわっ、と唇にあの時と同じ感触。




玄樹「...ごめんね、これで最後っ...許して、? 」



この子は上目遣いで言えば許されると思ってないか...？←



実際許してしまう。



「...うん、じゃあ、おやすみっ」



玄樹「(人1)っ、！」





岩橋くんに背中を向け立ち上がった瞬間

名前を呼ばれた 。





玄樹「短い間だったけど、片想い楽しかった。ありがとう」




私はその場から走り去った



だって、何故か涙が止まらなかったから。



でもこれで、仕事に熱中できる。








さっきの出来事を誰かに見られてたなんてまだ、


この時の私は知る由もない。









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