47話 ーデビューまでー ページ48
奏side
先生に頼まれた通り全員をミーティング室に集めた。
そして全員が集まってから5分後、先生が中に入ってくる。
幸村「全員いるわね?」
桜井「はい!」
幸村「ならこれから乃木坂46の今後について説明します。」
いよいよ今後の話をする時が来た。
幸村「まずデビューの日が決まりました。
デビューの日は2月22日です。」
2月22日…なんか2が多いな
幸村「そしてそれに合わせて来年までに1枚目となるデビュー曲を披露します。」
乃木どことは今私たちがやらせてもらってるテレビのことだ。
幸村「既に披露する日は決まっていてメンバーもポジションも決まってます」
全員がそのことを聞いてざわつき出す
つまり私たちはもう変えられることの出来ない運命の中にいるということだ
若月「その発表はいつですか?」
幸村「それは明後日です」
「!!」
その場にいた全員が驚いた。
幸村「明後日ここに全員が集合した時点でフォーメーションを発表します。
そして明後日からそのデビュー曲と今日踊った乃木坂の詩、さらに選抜に選ばれなかったアンダーの曲ともう1つのカップリング曲を練習し始めます。」
奏「つまり明後日から本格的に始動するわけですね」
幸村「そういうことです」
私達は愕然とその場に突っ伏した。
選抜に選ばれればテレビに出られる、選ばれなければ控室での応援かバックダンサー…
グループ内での絆に亀裂が入る。
幸村「ということで今日はもう解散!
そして明日は1日おやすみにします!
明後日に備えてゆっくり休んでね!
あと居残りも今日は禁止だからね!」
そこまで言われてしまったので流石に私も今日は帰ることにした。
さっさと着替えを済まして私は家に帰る。
今回は珍しく誰にも捕まらなかったのですぐ家に着くことができた。
大輝「姉ちゃんおかえり!」
葵「おかえりー!」
奏「ただいまー!!」
私は葵を抱きしめる。
朔夜「おう、早かったな!」
奏「帰ってくんの早くない?」
朔夜「まぁ車あるしな」
大輝「さぁ姉ちゃんこっち来て!」
大輝に連れられリビングに行くとそこには私の好きな食べ物がたくさんあった。
奏「これって…」
大輝「姉ちゃん!」
朔夜「卒業試験合格!」
葵「おめでとうー!!」
奏「みんなありがと!!」
そしてその日は大輝の美味しい手料理をたくさん食べて私はゆっくり寝た。
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作者名:乃木坂46御三家神 | 作成日時:2018年3月18日 10時