検索窓
今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:15,486 hit

220話 ー目覚めるー ページ23

未那side

奏「私たちは仲間だ!

だから…帰ってこい!天宮未那!!!」

帰ってこい…か。私の居場所はなかった。

「あなたはなんでこんなこともできないの!

あぁ…奏だったら…」

ずっとあの人の思い続ける人と比べられる人生。

そして初めて皆さんに会う時は

奏「ごめんね、私は白河 奏…

悪いけど自己紹介とかしてもらえるかな?」

未那「(この人が…奏さん)

はい、東京都都内出身の天宮 未那です。

よろしくお願いします!」

私の目に映る彼女は想像してた何倍も素敵な人だった。

それでもあの人の言うことは絶対。私はあの人と彼女との間で迷っていた。

未那「(これはあの人に逆らうわけじゃない。たまたま正体がバレて、目をつけられるだけ…)」

そう考え私は会えて彼女に自分の正体を明かすように迫った。

未那「白石さん。元気にしてますか?」

だがあの人は最初から私なんてあてにしてなかった。

未那「お母様!どういうことですか!!」

私はあくまでも奏さんたちを引きつけるための餌だった。

それどころか…

天音「これで貴方は彼女の代わりになれたということです。

あの子さえいなくなれば貴方が1番なのですよ?」

私はあの人の最悪の作戦を少しでも阻止するために二期のメンバーを助けに向かった。

未那「みんな…ごめん。今助ける。」

私はみんなをなんとか助け出したが…後ろから誰かに襲われて…こういう状況になった。

そんな私に今、奏さんは仲間と呼んでくれた。

私の全てを受け止めてくれると言った。

私は1歩前に足を踏み出す。

偽未那「お前はそれでいいのか?」

すると彼女が現れた。

偽未那「私はお前の悪の心を具現化したもの。つまり今までのことはお前がやった事でもある。

そう簡単に許して貰えるものでは無いし、ここの方が傷つかずにいられるのに。」

未那「確かに、そうかもしれない。

でもこれが私の起こしたことならその罪は私が背負わなきゃ行けない。傷なんていくらでも受けます。

本当に悪いのは自分の罪を見て見ぬふりすることだから!!」

偽未那「それが答えか…なら進みなさい。

これからはあなたの人生を。」

未那「うん…あなたにはひどいことされたけど、それでも感謝の気持ちがある。

あなたが悪役を演じてくれたおかげでみんなと正直な気持ちで繋がれる。

私にやり直す機会を与えてくれてありがとう。もう一人の…私。」

「うん、頑張れ。」

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←219話 ー呼び覚ます声ー



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
59人がお気に入り
設定タグ:乃木坂46
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:乃木坂46御三家神 | 作成日時:2019年3月4日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。