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142話 ー仲間がいるからー ページ44

奏side

私たちが大急ぎで戻ってきて、スタジオに入るとギリギリ間に合った。

そこで兄貴が会社に連絡して私の退団届けがなくなった。

だが…

奏「飛鳥達は…」

飛鳥「気にしないで…私たちは…」

世梨「それなら私が取り消したわ。」

「「えぇー!?」」

世梨「何かダメなことでも?」

生田「ありがとうございます!!」

そして無事全員揃っての選抜発表が始まる。

昨日の選抜メンバーが呼ばれ1人1人のポジションを発表することに。

まずは三列目の発表。

「13番 西野 七瀬」

西野「はい」

「14番 若月 佑美」

若月「はい」

「15番 深川 麻衣」

深川「はい」

「17番 高山 一実」

高山「はい」

そして今度は二列目。

「4番 桜井 玲香」

桜井「はい」

「5番 橋本 奈々未」

橋本「はい」

「6番 白石 麻衣」

白石「はい」

「7番…生駒里奈」

生駒「はい」

この瞬間会場がどよめきで埋め尽くされた。

いつもならセンターである生駒は最後まで呼ばれない。

なのに二列目で呼ばれたことでセンターは変わったことがわかった。

生駒自身もセンターから解放されて気分が良くなったと言っていた。

そしてポジション発表は続く。

「8番 松村 沙友理」

松村「はい」

「9番 秋元 真夏」

真夏「はい」

そして残るは3人。

「1番 生田 絵梨花」

生田「はい」

「3番 星野 みなみ」

星野「はい」

この瞬間センターが決まった。

同時に私の目から涙が溢れる。

そしてセンターを呼ぶときになりアナウンサーの方が席を外し、メンバーがマイクをとる。

桜井「今日までたくさんの苦労をせよってきました」

若月「たくさんの辛いことを1人で」

高山「それに加えて私たちも助けてくれました」

深川「そんな彼女の全てを知り私たちはある決意をしました」

西野「それは彼女に支えてもらった分以上の想いで彼女に報いること」

生田「たくさん背負いこむ姿を見てきたからこそ芽生えた友情」

星野「私たちと一緒にいてほしいと思える信頼」

生駒「もう1人じゃないから」

真夏「いつでもそばには私たちがいる」

橋本「だから私たちにもその重りを分けて」

松村「貴方が背負ってきたものを少しでいいから」

白石「だって私たちは仲間だから」

「「おめでとう センター 白河 奏!!」」

奏「うん。ありがとう…」

そしてその長い日は私のセンターという私にとって最高の幕を降ろした。

143話 ー希望ー→←141話 ー帰ろうー



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乃木坂46御三家神(プロフ) - 白野☆飛華さん» コメントありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年4月30日 22時) (レス) id: 6381b8a062 (このIDを非表示/違反報告)
白野☆飛華 - すごく面白いです!更新頑張って下さい! (2018年4月30日 16時) (レス) id: ef4579566d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:乃木坂46御三家神 | 作成日時:2018年4月23日 1時

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