140話 ー助けてー ページ42
奏side
願ってはいけないことだと思ってた。
望んではいけないことだと思ってた。
仲間を作れば別れる時に辛くなる。
それなのにみんなは私に最後の最後まで優しく接してくれた。
こんなところにわざわざ助けに来てくれた。
母を理由にそれを避けた。
でも本当は怖かった。
自分を知ったみんなが離れていくのが。
だって…みんなのことを好きになってしまったから。
このグループが好きだから…
だから離れることを決心した。
兄貴が敵ならみんなに被害が及ぶかもしれない。
だったら私1人が傷つけばいい。
そしたらみんなは安全。
でも違った。みんなは助けに来てくれた。
私を仲間だと言ってくれた。
だから私ももうみんなを仲間だと認めないのを辞めることにする。
もう我慢はしない…
奏「お願い…助けて…」
白石「…当たり前でしょ。仲間なんだから」
奏「うん」
白石「やっと帰れる」
天音「待ちなさいよ。そう簡単に行かせてもらえるとでも？」
そこに立ち塞がるのは母白河 天音。
白石「帰られせてもらいます。なんとしても」
天音「ふざけないで」
まずいこれは怒った時の母だ。
天音「この子は私の大切な作品なの。
それをあんなグループになんて置いておけない。」
白石「悪いですけど奏は私たちにとって大切な仲間なんです。
それに奏は物じゃない。
貴方が作り上げた？違う。
彼女は自分の力でここまで成長したんです。
貴方なんかとは全然違う。
それにとっくに奏は貴方を超えてる。
努力してたくさんのものを手に入れたんでしょ？
だったら今こそあんたのお母さんをあんた自身で説得して見なさいよ。
もうあんたは1人じゃない。怯えることはないから」
そうだ。私はも1人じゃない。
私の意思を…伝える！
奏「私は乃木坂46でみんなといたい。
みんなと楽しんだり。みんなと歌ったり。
今はそれが1番いい。
みんなが一緒にいてくれる。
それが私にとっての幸せなの！」
天音「そんな理屈通るわけ！」
奏「でも私はお母さんを超えたい。
私の実力で。その為にみんなと成長するんだ。
ここじゃない。私の居場所は乃木坂46だから！！」
その意思ははっきりと固いものだった。
天音「許さない…許さない…」
白石「貴方の負けです、潔く…」
天音「そんなの認めない！！」
とうとう母の逆鱗に触れてしまった。
残り時間？？時間？？分
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乃木坂46御三家神(プロフ) - 白野☆飛華さん» コメントありがとうございます！これからも頑張ります！ (2018年4月30日 22時) (
レス) id: 6381b8a062 (このIDを非表示/違反報告)
白野☆飛華 - すごく面白いです!更新頑張って下さい! (2018年4月30日 16時) (レス) id: ef4579566d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乃木坂46御三家神 | 作成日時：2018年4月23日 1時
