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134話 ー残された者たちー ページ36

松村side

まいやんが先に行った後一種の隙を突かれ彼女は私達から逃れた。

一葉「仕方ない。今はお前らから始末してやるよ。」

始末という事を聞いて改めてここが危険な場所というのを思い出した。

彼女が手にしたのは鉄パイプ。

それを思いっきり振り回しウチらを襲う。

橋本「やばい…」

ウチらが物陰に隠れているとカマをかけて来た。

一葉「そーいや、あんたらの仲間どーする?

このままじゃ全員死んじまうけど?」

もちろんそんなハッタリは信用しない。

一葉「お前らが飲まされた解毒剤はな、一時的に効果を抑えるものなんだ。

効果はそろそろ切れてきてもおかしくない。」

それが本当ならみんなと連絡が繋がらなくなった理由も頷ける。

橋本「だったら?」

一葉「お前らの仲間はうまく私の仲間を倒して行った。

だが、その後体力を消耗しすぎた為薬の効果が切れて全員倒れた。

そして薬も飲まされず捕まりっぱなしだ。

このままほっといたらどうなる?」

当然ウチらもみんなも毒が体にまわって…

時間がない…

橋本「さゆりん…ちょっと?」

松村「ん?…わかった」

1…2…3!

ウチらは同時に飛び出して彼女を抑えようとするが相手もそれを読んでおりうまくかわされてしまう。

そして…

松村「やばい…」

一葉「絶体絶命だな?」

ウチらは完全に追い詰められた…って思ってる頃やろか?

一葉「最後に聞く。お前らは何故ここまでやるんだ」」

松村/橋本「仲間だから!」

一葉「だが見捨てられた」

橋本「あの子は人を見捨てたりなんてしない。

誰よりも仲間を大切にする子だから。

あんた達があの子に何を吹き込んだか知らないけどあの子は絶対に仲間を仲間とも思わないあんたらのようにはならない!」

松村「仲間を助ける。当たり前でしょ?

大切な仲間の1人助けられなくてアイドルを続ける程バカじゃないんや。

薬がなんや。ウチらを本気で止めないなら軍艦や戦車でも引っ張ってくるんやな!

それぐらいせなウチらは止まらへん!」

一葉「フン。これで終わりだ」

相手がパイプを振り上げた瞬間ななみんが相手の足を蹴り飛ばし、そしてウチが鉄パイプを奪う。

橋本「形成逆転ってやつ」

うちはこっそりと首にスタンガンを流し相手を気絶させる。

松村「なんかウチら悪党みたいやな」

橋本「そうだね、とりあえず急いで…」

だがその瞬間意識が遠のいてしまう。

松村「しまった…時間や…」

橋本「まいやんあとは任せた…」

残り時間9時間12分

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乃木坂46御三家神(プロフ) - 白野☆飛華さん» コメントありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年4月30日 22時) (レス) id: 6381b8a062 (このIDを非表示/違反報告)
白野☆飛華 - すごく面白いです!更新頑張って下さい! (2018年4月30日 16時) (レス) id: ef4579566d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:乃木坂46御三家神 | 作成日時:2018年4月23日 1時

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