122話 ー覚悟ー ページ24
橋本side
さゆりんが手紙を全て読み終わる頃には全員が涙していた。
彼女がいつも言わないことを綴っていたのもそうだし、仲間1人1人のことをここまで思ってたなんて知らなかった。
だけど…
橋本「勝手すぎだよ。こんなの。
自分だけ私たちに別れを告げて出て行くの?
そもそもなんなのこれ。仲間を求めてるやつを助けろ?
だったら私は…あんたを助けるよ。」
「!!」
これが私の覚悟だった。
だけど誰にも文句は言わせない。これが私の使命だから。
白石「私も。手紙で済まそうなんてこと自体腹立たしい。奏に一言文句を言ってやる!」
松村「そうやな、このままじゃ腹の虫が収まらない!」
若月「あっちが勝手な事をしたならこっちだってやっても何も言われることはないし!」
西野「よし!みんなで奏を助けに…奏に文句を言いに行こうや!」
「「おう!」」
私たちは奏の元へ行くことを決意した。
桜井「だけどこれからどうする?」
確かに決意したのはいいが彼女がどこにいるのかすら…
真冬「私が連れて行く。」
そんな中真冬が口を開いた。
真冬「おそらく奏は…神童コーポレーションにいる。」
それは秋元さんと協働関係を結ぶ企業だった。
衛藤「よしならそこへ…」
と私たちが向かおうとすると朔夜さんがダッシュで私たちの元へ来た。
朔夜「たいへんだ!」
高山「どうしたんですか?」
朔夜「奏の退職が明日正式に決まってしまう!」
橋本「そんな…」
真冬「もう手を打って来たか…」
松村「まだや!正式に決まるのが明日なら、それまでに奏を連れ戻せばええ!」
白石「そうだね!朔夜さんタイムリミットは?」
朔夜「明日の収録までに俺のとこに来てくれればまだなんとかなる!」
生駒「そしたら残りは…」
今はちょうど夜中の0時だった。
深川「残りは20時間…」
生田「そうと決まったら早く助けに行く手はずを考えよう!」
そして奏救出大作戦が始まろうとしていた。
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乃木坂46御三家神(プロフ) - 白野☆飛華さん» コメントありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年4月30日 22時) (レス) id: 6381b8a062 (このIDを非表示/違反報告)
白野☆飛華 - すごく面白いです!更新頑張って下さい! (2018年4月30日 16時) (レス) id: ef4579566d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:乃木坂46御三家神 | 作成日時:2018年4月23日 1時