117話 ーだからー ページ19
白石side
私が話を喋り終えるとみんなは黙っていた。
私もこの話を聞いた時は驚いた。
奏の過去についてを知った時始めて彼女が言っていたことの意味を１つ１つ理解できた気がした。
だが同時に私たちには何もできないと言う絶望感があった。
松村「なんでなん？」
この空気感で最初に口を開いたのはさゆりんだった。
松村「なんでこのことを今まで黙ってたん！まいやん！！」
その怒りは奏にではなく私に対してだった。
松村「もっと早く言ってくれてれば奏やって…」
橋本「私も知ってた」
その時ななみんが間に割って入ってきた。
松村「え？」
橋本「私、実は奏と幼馴染でね。この前の事故も偶然居合わせただけじゃないんだ」
その話は私も知らなかった。
松村「でも…」
橋本「多分、奏はAKB48に入るために抜けたんじゃないと思うよ。
私の予想だけど奏は私たちを白河 天音から引き離すために乃木坂46を止めようとしてるんだと思う。」
白石「どういうこと？」
橋本「実は前に奏に聞いたことがあるんだ」
奏「これは私の推測なんだけど今回の朱音の事故と過去の私の事故はどっちも天音が関わってるんだと思う」
橋本「どういうこと？」
奏「多分どっちも私への警告なんだと思う。
私から逃げようとしたら周りを次々に消していくっていう。」
橋本「だからこれは私たちを天音から離すために奏が囮になってるんだと思う。」
真冬「嘘だ！天音様はそんなことをするわけない！」
とうとう自分を抑えられなくなった真冬は周りに気づかれるということを忘れて自分をさらけ出す。
西野「まさか…真冬？」
真冬「そうだ！私は真冬だ！だからなんだ？」
白石「とりあえず落ち着いて。私もななみんの話は正しいと思う。
あの時奏の目は悲しそうだった。」
真冬「…そういやあいつなんか可笑しなこと言ってなかったか？
やけに松村によろしくというように言ってたし…おい。なんか思い当たるもんないか？」
松村「あ！昨日の夜奏から手紙をもらってたんや！
絶対私の許可が出るまで開けるなってやつ！」
真冬「それだ！それは今どこにある！？」
松村「ポッケにある！これや！」
さゆりんがポケットから手紙を出す。
松村「開けるで…」
そして中身を開封する。
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乃木坂46御三家神(プロフ) - 白野☆飛華さん» コメントありがとうございます！これからも頑張ります！ (2018年4月30日 22時) (
レス) id: 6381b8a062 (このIDを非表示/違反報告)
白野☆飛華 - すごく面白いです!更新頑張って下さい! (2018年4月30日 16時) (レス) id: ef4579566d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乃木坂46御三家神 | 作成日時：2018年4月23日 1時
