急募:エボット山【ヒロアカ】【Undertale】 (ページ31)

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「…手っ取り早く、人間に追いつく…？」
「そう、それどころか追い越すこともできるかもね。

…知りたい？」
そんなの当たり前っすよ、そんな方法があるなら！
「…知りたいっす」
「そっか、そりゃそうだよねぇ？
君は死ぬ間際"強くなりたい"の一心しか無かったんだから。
方法は簡単さ。

.

.

.

…Lvを、"Love"を上げればいいんだよ。」

「"Love"を…上げる…？
…それってつまり、」
「上げるためにはEXPを得なきゃいけない。
…誰かを殺すってことになる。
当たり前だろ？」
Floweyはさらっと言ってのけた。

「僕が彼ら…敵、だっけ？と手を組んだのは、僕のやり方が受け入れられる場所だったから。
ちょうど君の周りにはたくさんの人(EXP)がいるじゃないか！
彼ら側につけば、殺すことも躊躇わなくてすむだろ？

…ほら、こっち(敵側)に来なよA。
そうすればすぐに君の望みが叶うんだよ？」
Floweyはおずおずといった様子もなく、淡々と当たり前のように話す。
…むしろ私の戸惑うような反応を見て楽しんでるようにも見えるっすね。

「…ははっ、何その顔。
もしかして他の方法があるとでも思ったの？
君は実にばかだな。
＿＿ほら、早く決めなよ。
あ、言っておくけどこの選択は変えられないよ？
今の君には決意の力は使えない。
"やり直し(ロード)"はできないんだから。」

…ここでFloweyについていったら"強さ"は得られる。
…でも、周りを犠牲にしなきゃならない。これじゃあの人間と同じ。
…………私は……

「何、もしかして迷ってんの？
じゃあ無理にでも選択を急いでもらうしかないかなぁ。
…ちょうど誰か来たみたいだからね。

＿＿さあ、君にとって彼はなんだ？
"友人(守るべきもの)"かな？
それともただの"他人(EXP)"かな？」

そう言うと同時に後ろから人の気配。
……あぁ、なんて最悪なタイミングでくるんすか。

「…猫間、ここにいたんだな。」
紅白くん。

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