急募:エボット山【ヒロアカ】【Undertale】 (ページ25)

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「オールマイトの授業はどんな感じですか？」
「やー、思ったより教師っぽい教師って感じっすよ。」
「真面目に応対してると思ったら割と適当な答えじゃねえか！」
あ、どうもAっす。
いつも通り電ちゃんと登校してたら大量のマスコミに捕まったっす。そして冒頭に至る。
答えたら割とあっさり通してくれたっすね。ぬるっと通れたっすよ。

「おはよう。
ホームルームの本題だ。急で悪いが今日は君らに学級委員長を決めてもらう。」
あ、なんか普通っすね。
また抜き打ちでなんかするのかと思ったっす。
…ってか皆手挙げてるっすね！
めっちゃやりたいんすね皆。
…え、私はやらないっすよ？皆を纏める役は私にゃ合わないっすよー。

「静粛にしたまえ！他を牽引する責任重大な仕事だぞ！やりたい者がやれるものではないだろ。
周囲からの信頼あってこそ務まる聖務、民主主義にのっとり真のリーダーをみんなで決めるというのならこれは投票で決めるべき議案！」
メガネくんが自分も立候補したまま提案。
…わあ、過去にも正論をこんなに説得力のない形でいう人見たことないっすよ！

…とまあ、投票になったんすけど、
「僕3票!?」
「い、1票!?
誰ですか！俺に入れてくださった心優しき方は！ありがとう!!」
「自分で入れたのではないのね」
…緑くんが3票で決まりっすね。
私っすか？私はメガネくんに入れたっす。だって委員長！ってかんじするじゃないっすか、それだけっす。

時は流れ、お昼っすよ！
いつもの如く電ちゃんと…なんすけど、今日は男気くんとかっちゃんくんも一緒っす。
「Aお前0票だったよな。誰かに入れたのかよ」
「そっすよ。だってめんどいの嫌っすし」
「この数日で思ったけど、猫間って割と適当な性格してんのな！」
「そんなにイメージと違うっすか？
逆に男気くんは初対面からイメージ変わんないっすよ。
あ、でもかっちゃんくんは不良くんからかっちゃんくんに呼び方は変わったっすね。」
「誰がかっちゃんだ殺すぞテメェ!!」
もう怒鳴られるの慣れすぎてかっちゃんくんのブチ切れが怖くなくなったっすよー。姐さんがNGAAAAAA!!!って叫ぶのと一緒っすね！

和むような雰囲気の中、それは唐突だった。
そして、これが後の騒動に繋がるなんて、私は思いもしなかった。

＿＿＿＿《セキュリティ3が突破されました。
生徒の皆さんは速やかに屋外へ避難してください。》