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想定外の事にAは驚いて目を開けると鼻が触れほどの距離に「嘘だよ」と狗巻がいてパクっと軽く唇を重ねられビクッと体を跳ねさせるAを見つめて微笑む。
「可愛い…このままだよ」
頭を撫でる手が顎を持ち上げて唇をまた重ねてゆっくりと唇で唇をこじ開けて、探しあてた舌を舌で絡める動かす。
「っーー!?」
ビクッビクッと感じまくる彼女に狗巻は「可愛い」「好きだよ」を連呼しながらとろっとした眼でAを見つめて何回もキスを続け、狗巻の肩に手を付いて引き離す。
「いや?」
「まっ…って…違うっ…恥ずかしくてもう…」
ファーストキスのAからしたら狗巻の甘い言葉と口付けに体は熱くなりすぎて頭の中はクラクラとして口元は完全にとろけ気を失いそうになっていた。
「その顔可愛い」
「っ…」
「恥ずかしがる顔も、嬉しそうにする顔も、キスまちの顔も…全部可愛い、好きだよA」
今日はよく喋る狗巻の甘い言葉責めにキスを断る事ができずにまた唇を重ねられされるがまま…またキスをされるのだった。
「部屋送ろうか」
「ダイジョウブデス」
狗巻が満足するまでキスをされ続けられたAの体は火照っていて、まだキスの感覚が残る口はうまく動かす事が出来ずそう言って部屋から出ようとドアノブを手にかけると後ろから抱きしめられ耳元で
「明日も来るよね?」
と言われビクッと体を跳ねさせると「自分の部屋の方がいい?」と意地悪そうにそう言うと
「今日みたいに意識無くちゃうかもしれないしね」
とクスッと笑い耳を甘噛みされビクッと体を跳ねさせるAに「今から一緒に部屋行こうか」と言われ今度こそ襲われると思ったAは腕を振りはらい走って逃げた。
それを見て楽しそうに狗巻はまた携帯を忘れる彼女が次はどんな顔して部屋に戻ってくるか楽しみにポケットに携帯を隠した。
「っーーーー携帯!!」
「おかえり」
「どこ!!」
「高菜〜」
何も知らないと言う顔でベットに腰掛けて携帯を必死に探す彼女を見つめる。
「隠したりしてないよね!?」
「こんぶ〜」
コンコンとズボンのポケットを指でコンコンと叩きここだとあからさまに教え、両手をあげる狗巻にAは警戒でしかなかった。
「真希ちゃーーん!」
「おかか!?」
「棘が携帯返してくれない!」
「あぁ?」
「おかか!!」
禅院を呼びAは無事に携帯を取り返したのだった。
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クリーム(プロフ) - Awさん» ありがとうございます!最新遅くてすみません汗 (2020年12月16日 23時) (レス) id: 58b85f6ce7 (このIDを非表示/違反報告)
Aw - 面白かったです!!投稿楽しみです! (2020年12月6日 14時) (レス) id: 05318d2a10 (このIDを非表示/違反報告)
クリーム(プロフ) - ラムさん» ありがとうございます( ; ; ) (2020年12月6日 9時) (レス) id: 58b85f6ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 面白い続きが気になる (2020年11月25日 20時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クリーム | 作成日時:2020年11月19日 18時