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A視点
グルさんって…。
あぁ、そうゆうことね。いつか総統ってバレるから最初からそうしようってことね。
あぁ〜。はいはい。そうゆうことですね。
結婚させる気満々ですね。
『わかりました。よろしくお願いします』
なるべく笑顔で。といっても作り笑顔だけど…。
彼と握手を交わす。
でも、そこまでが私の限界であった。
近くにあったベンチに腰掛けて、頭を抑える。
ひと時の時間であまりにも多くの事が起こってしまった私にとっては、
もうそれはキャプオーバーなことであり、
脳の処理が追い付いていない。
gr「大丈夫か？」
『いえ、ちょっと立ち眩みが…。』
gr「む、ならすぐに医者に行こう」
…。医者？
たまったもんじゃない！
医者なんて言ったら彼が軍にの薄水色の彼のもとへ連れて行くに決まっている。
そんなことになって薄水色の彼に私の事がバレてしまった場合、最悪ﾀﾋぬ。
そのことだけは回避させていただきたい。
『あ、いえ。安静にしていれば治るので大丈夫です』
gr「いや、しかし…。」
これ以上彼と一緒にいるのは危険だ。
ここで家に帰るといってもついてくるに違いない。
はやく別れを告げなければ…。
『今日は…あの、ここらへんでお開きにしませんか？私なら大丈夫ですので』
gr「いや、心配だ。家まで送ろう」
『いえ、大丈夫です、大丈夫ですから…。』
ダメだ、押しが強すぎて聞く余地もない。
誰か助けてください。
本気でそろそろやばいですって。
家とかそうゆう問題ではない。至近距離に彼がいるということが問題である。
もうだめだとあきらめかけたその時、
「おい！！あそこにさっきの美男がいるぞ！！」
そんな声が人混みの奥から聞こえて来た。
あぁ、なんていうタイミング。
さっきまで黄色い歓声を上げていた女性の方々がこちらの方へと押し寄せてくる。
このままだと目の前にいる黒の彼に手をつかまれて一緒に逃げる流れになるのだろうな…
ということを身に染みて味わいながら、半泣き状態でその時を待つ。
案の定、目の前にいる男性に手をつかまれ、女性の波の逆方向へと走っていた。
これで私は目立ってしまうのか。
そんなことを思いながら手を引く彼の後ろを走っていると不思議なことに気が付いた。
黄色い歓声を上げていた女性はこちらに目もくれず、
さっきまで私と彼がいた方向へと走っている。
え？
そんなことを思いながら、私は今手を引かれている男性の方へと目を向けた。
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スムージー557 - あっ！そうなんですか？！最後まで楽しんで読みます！ (2020年5月14日 8時) (
レス) id: c58783f9b7 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもち(プロフ) - スムージー557さん» ありがとうございます！そう言っていただき、誠に嬉しいです。この作品は完結してるので、よければ最後まで見ていただけると嬉しいです。コメントありがとうございます！ (2020年5月10日 23時) (レス) id: d18159012f (このIDを非表示/違反報告)
スムージー557 - 面白かったです！これくらいしか私には言えませんが、更新頑張ってください！ (2020年5月9日 20時) (レス) id: c58783f9b7 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもち(プロフ) - めぅみ。さん» ありがとうございます！私的にはご指摘は大歓迎なので、よければこれからもおかしな部分がありましたら、よろしくお願いします！ (2020年4月12日 15時) (レス) id: 974c74a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
めぅみ。 - 良かった〜！こういうのは指摘したら怒ったりする作者さんってたまにいるんですよね〜…。やっぱりいい作品を書く人は心が優しいんですね！これからも陰ながら応援してますね！ (2020年4月12日 15時) (レス) id: ac2c3b7cbc (このIDを非表示/違反報告)
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